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パクス・ジャポニカ Vol.2

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2018/09/27
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テーマ:城跡めぐり(1254)
大河ドラマゆかりの地を訪れるのは、放映前よりも放映中、放映中よりも放映終了後の方が宜しいかと思います。
(放映時は施設などが整備され、各種展示資料や解説も充実するのですが、放映中は混雑するのが難点です)

二年前の大河ドラマ「真田丸」では、真田昌幸の本拠地として登場し、オープニングの映像にも使われたのが岩櫃城です。

大河ドラマ放映中の平成28年4月にオープンした「岩櫃城址観光案内所」には、岩櫃城の模型が展示してありました。

岩櫃城模型
こうした展示物が充実するのも、大河ドラマのおかげだと思います。

岩櫃城の背後にそびえる岩山が、オープニング映像でも流れた岩櫃山で、岩櫃山から北東に延びる稜線上に曲輪を配した縄張となっています。

模型では高低差がデフォルメされていますが、まさに難攻不落の要塞といった感じです。

そしてこの要塞を築き上げたのが、大河ドラマでは草刈正雄さん演じる真田昌幸でした。

岩櫃城への登城口は、岩櫃山への登山口ともなっていました。

ガイドの方によると、ここも虎口の跡のようですが、尾根の北側にあるため、大手口ではなさそうです。

岩櫃城を登城にあたって、軽登山装備で来たのですが、まず取り出したのはクマ除けの鈴でした。

大河ドラマの影響で人が訪れることもあってか、ガイドの人によると岩櫃山ではクマの目撃情報がないそうです。

登城道は稜線の北側から「中城」の曲輪に向かって延びており、稜線の斜面を登る途中には腰曲輪の跡が残り、土塁や堀切の跡も見られました。

土塁跡


堀切跡

登城道は斜面の樹林帯の中を通っており、樹林帯が切れて稜線上に出ると、視界が開けた先に曲輪と思われる削平地がありました。

中城の曲輪跡です。

中城の曲輪は何段かに分かれているようで、本丸の防衛拠点だったのかも知れません。




登城道は中城の東側を通るようになり、すぐ横は切岸状の急斜面になっていました。




中城東側の切岸
うかっり落ちたら、そのまま転げ落ちるしかないほどの急斜面です。


中城の縁を回って稜線に取り付くと、稜線の取り付き点には大河ドラマの幟が立っていました。

いよいよ岩櫃城の本丸を目指すにあたり、大河ドラマのオープニング音楽が頭から離れなくなっていました。

ここからは中城の南側の稜線上を行くようになり、何段かに分かれた中城の土塁を横に見るようになりました。

中城の土塁
物見台の跡でしょうか。

二の丸の直下まで来ると、手前には巨大な堀切がありました。

堀切跡

登城道からは外れますが、この堀切の底を辿ってみると、本丸へ向かう斜面上に竪堀の跡がありました。

竪堀跡(斜面下方向)


竪堀跡(斜面上方向)
右が二の丸で、左が本丸です。


竪堀跡(斜面の上から見たところ)
この曲がりくねった竪堀は、いかにも戦国城郭らしく、岩櫃城の見どころの1つだと思います。

この竪堀の先は、本丸と二の丸の間の堀切となっていました。

なんともトリッキーですが、左側が本丸で右側が二の丸です。

まずは二の丸に登って見たのですが、意外に狭い感じがして、もしかしたら本丸の出丸か馬出のような役目だったかも知れません。

二の丸

岩櫃城を振り返って見ると、本丸を中心に丸馬出を多用した縄張のように思います。

丸馬出は武田流の築城術で、武田氏の家臣であった真田昌幸が丸馬出を多用するのも納得のいく話だと思います。

さらには真田幸村が、その丸馬出を「真田丸」として完成させたと考えるのは、いくら真田贔屓(アンチ徳川)でも考えすぎでしょうか。


二の丸から見た腰曲輪(丸馬出?)



本丸から見た二の丸と竪堀

戦国の城跡めぐりでは、どの城であっても本丸にたどり着くのは感慨があります。

一度も落城しなかった当時の岩櫃城において、真田氏の家臣以外で岩櫃城の本丸にたどり着いた人はいなかったと思うと、岩櫃城の本丸は感慨もひとしおでした。

「真田丸」オープニング、0分14秒に岩櫃城が登場します。

クレジットの役者さんはもちろんですが、登場する武将の名前が豪華すぎです。
(かつては大河ドラマの主人公だった人たちもぞろぞろ)





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最終更新日  2018/10/30 07:25:44 AM
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