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カテゴリ:海・港・岬・灯台
三浦半島南側の城ヶ島では、1月13日から2月3日まで「城ケ島水仙まつり」が開催されています。
この時期の水仙は南房総の代名詞だと思っていて、房総半島まで行こうと思っていたところです。 同じ神奈川県で水仙が見られると知って、城ヶ島まで少し足を延ばしてみました。 城ヶ島の東側は「城ヶ島公園」として整備されていますが、断崖や磯などの変化に富んだ自然地形が残っていました。 高台にある展望台から眺めると、荒磯の中に建つ安房埼灯台を見ることができます。 城ヶ島の東端、安房埼灯台 高台にある展望台に登ってみると、目の前には太平洋が広がっていました。 相模湾越しに見る富士山 三浦半島南岸の絶壁と剣埼 浦賀水道を挟んだ向こう側に見えるのは鋸山でしょうか。 三浦半島と房総半島は浦賀水道を挟んで目と鼻の先のような感じですが、かつては三浦半島が「相模国」で、房総半島は「上総国」と「安房国」に分かれていました。 現地の解説板によると、相模国の三浦半島にありながら「安房崎」の名前が付いているのは、その南房総の「安房国」を望むからだとされています。 安房埼灯台 安房崎から見た房総半島 右側の双耳峰は「南総里見八犬伝」ゆかりの「富山(とみさん)」で、その左側は伊予ヶ岳だと思います。 戦国時代には相模の北条水軍と房総の里見水軍が、浦賀水道の制海権を争った場所でもあります。 現代のこの時期、「対岸」南房総の「水仙ロード」や「とみやま水仙遊歩道」でも、三浦半島と同じように水仙が咲き誇っていると思うと、戦国絵巻も遠い昔のように思えてきました。 城ヶ島公園の水仙 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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