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テーマ:城跡めぐり(1258)
カテゴリ:城跡と史跡(新潟・富山・石川・福井編)
日本100名城もいよいよ残りのカウントダウンとなってきて、向かった先は新潟県新発田市にある新発田城でした。
新発田城縄張り図 本丸と二の丸は輪郭式で、本丸の周囲を二の丸が取り囲んでおり、二の丸と三の丸は悌郭式という珍しい縄張りになっています。 かつて三の丸と二の丸の間は水堀で隔てられ、二の丸には筋違橋と枡形虎口があったようですが、現在となってはわずかにその名残がある程度でした。 二の丸「大手中之門」跡 二の丸跡 二の丸の南西側は「新発田城址公園」として整備され、芝生の広場が広がっていました。 新発田城址公園 二の丸の西側から北側は陸上自衛隊の新発田駐屯地となっており、本丸から眺めると自衛隊車両がずらりと並んでいます。 城郭本来の機能から考えると何ら不思議ではない組み合わせですが、やはり奇特な印象があります。 陸上自衛隊の新発田駐屯地は、明治4年に旧陸軍東京鎮台の歩兵大隊が置かれたことに始まっており、その後は陸軍歩兵第16連隊や第116連隊となり、現在は陸上自衛隊の第30普通科連隊となっています。 陸軍時代の明治11年に完成した白壁兵舎は、移築復元されて現在は史料館となっていました。 白壁兵舎 フランス様式と和風城郭様式の和洋折衷で、日清・日露から太平洋戦争などの史料が展示されています。 フェンスの外側から芝生広場を眺めてみると、何かのイベントがあるようで、迫撃砲の準備をしているところでした。 チャイコフスキーの「序曲1812年」を演奏してくれるのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/08/08 12:00:11 PM
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