A Happy Hunter　－ 難病ＡＬＳなんかに負けないもん

先日、兄の家族と私の家族で両親を招待し、金婚式のお祝いをした。

金婚式と言えば結婚してから50年。

しかも両親は元々近所の幼馴染みで、その上中学生に入ってすぐから付き合っているので、人生のほぼ殆ど全部に近い時間を、一緒に過ごしている事になる。

わ〜お❗️
付き合い始めてから数えても、60年以上一緒に居る訳だ…。

その間に、多分何も無かった訳では無いと思う。

私が覚えているだけでも、大きな喧嘩が数回。

その度に隣町の母の実家へ連れて帰られるのは私だけで、実家の祖父母に可愛がられていた兄とは、その度に別々に暮らしていた。

だからなのか、兄とは殆ど喧嘩をした記憶が無い。

いつも優しい兄だった。
そして、今も…。

その兄にも久し振りに会ったら、随分と老けた顔になっていた。

少し前は歳の割に若々しかったのに、やはり過ぎ去った年月の多さを思い知らされた。

その過ぎ去った日々が、走馬灯の様に頭の中を駆け巡る。

以外と幸せだったと思う。

私が病気になるまでは…。

でも、私がこんな病気になっても、皆誰も暗くなることもなく、私が絶対に治ると信じてくれている。

私達夫婦も、去年結婚15年を迎えた。

いつかこの病気だった日々も、皆で振り返り、人生の一コマとして笑って思い出したい。

両親のまだ若々しい笑顔を見て、心にそう誓った夜でした…。

ちなみに、その夜のネイルはこんな感じ。

たまにはシックな色合いで…。