カテゴリ:キリスト教信仰
今日はエイプリルフールですね。なぜ今日は嘘をついても許されるのでしょうか?
諸説あるようですが、たけみが昔、学校で宗教の時間に習ったことをお話しましょう。神父さんによる授業(1単位認定)ですから、まさか意図的に嘘をつかれてはいないと思います。このお話が、少なくとも一つの説であることには間違いないと思います。 このエイプリルフールの原点は旧約聖書創世記8章6-9に根拠があるとのことです。これは、要するに有名なノアの箱舟のお話でして、洪水が収まったころに陸地を探すためにハトを飛ばすのですが、徒労に終わったお話の書かれている人口に膾炙した部分ですね。興味のある方は、直接旧約聖書を紐解いてくださいませ。すみませんが、なぜか現在たけみの手元にある旧約聖書は、フランス語版と英語版の2点しか無いのです??? そこから転じて、元来エイプリルフールとは、イエズス・キリスト(カトリック表記)の受難を表す日でもあるようです。これは、有名な単語である passion(受難)から派生した単語の一つに poisson(魚)があるのですが(いずれもフランス語)、欧州では4月に泳ぐ姿を見ることはあり得ない、そんなことを逆転用したようですね。 結局、エイプリルフールで遊ぶ習慣を持っている方は、キリスト教の信心が深い方々であろうと思われます。日本でエイプリルフールに嘘をつく習慣が、さして広がらないのは、前述のように、キリスト教受容と深く関連しているからかも知れませんね。 そうなってきますと、4月1日に嘘をつくことは、実は結構勇気のいることかも知れませんね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月01日 11時06分14秒
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