カテゴリ:キリスト教信仰
鈴 木 雅 明 指揮 バッハ・コレギウム・ジャパン による J.S.バッハ作曲 ≪マタイ受難曲(初期稿)≫(全曲) ミューザ川崎シンフォニーホール(1階6列14番)午後6時~ を聴きました。
この曲を、史上最大の最高の宗教音楽だとたけみは思っていますし、信じています。そして、いつかは歌ってみたいのです。 しかも、今日は、アルト・パート(2名)がともに『カウンターテノール(ドイツ人と日本人)』でして、元来はカストラートが歌ったであろう、実体に近い形での全曲演奏会でした。 圧倒されました。感動とかと言うレベルではなく、まさに聴衆として興奮していました。 前述のように、この曲のアルト1のパートを歌いたいと考えているたけみは、いつも持ち歩くカバンの中に、ペーテルス版のこの曲(全曲)のフルスコアを入れて歩いております。実は、子どものころは≪ボーイソプラノ≫その後は≪カウンターテノール≫の経験があるたけみは、本気で≪カストラート≫になれたら良いなとあこがれた過去まで持っているのです(苦笑)
問題は、この曲を歌うためには、たけみは現時点でもあまりにも『おこちゃま』であることです。どうも、今日の感動は、訳も分からないまま感動したに等しかったようで、この曲への深いアプローチのための大前提としての、深いキリスト教理解と、その精神の受容、さらには、バッハのポリフォニーの世界の深い理解…そして深いレベルでの音楽性… あと200年くらいかかるかも(爆)
だけど、本当に感動しました。涙しました。
PS.バッハのクラヴィーア曲は苦手ですが、もともと、4大宗教曲やカンタータは大好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月08日 23時21分27秒
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