テーマ:カー用品どれがいい?(410)
カテゴリ:オーディオ
以前書いたとおり,車内での音楽鑑賞は三菱ダイヤトーン サウンドナビ NR-MZ60PREMIのおかげで快適になったが,やはり部屋のオーディオ環境と比べると不満がある。比べること自体酷であることはもちろんわかっているのだが,サウンドナビの音質がカーオーディオとしては私の予想を超えて素晴らしかっただけに,つい欲が出てさらに上を望んでしまう。 現状で一番不満があるのは定位感。以前のカーオーディオ環境に比べてかなり改善されホームオーディオのレベルに近づきつつあるとは言え,やはり右と左のスピーカーの距離の差を感じる時は少なくない。カーオーディオ評論家石田功氏が『カーオーディオパーフェクトセオリーブック 3 ユニットセレクト術の極意』で詳しく説明しているとおり,私の使っているコアキシャル2ウェイタイプのスピーカーは,ウーファーの中心にツイーターが乗っているので「高域と低域がスムーズにつながった,まとまりのいい音が出る」反面,直進性の強いツイーターが低い位置にあるので「音場も低い場所に展開するケースがある」。一方,セパレートタイプのスピーカーなら「ツイーターの取り付け場所や角度調節次第で,音像のフォーカスがビシッと合い,なおかつ広がりや奥行きを感じる音場を再現することもできる」。これ以上の定位感を望むならセパレート化は必須なのだろう。 17cmコーンウーファー+2.8cmソフトドームツイーターのcarrozzeria(パイオニア) TS-Z172PRSは6万弱。ショップのデモボードで聴いた限り,サブウーファーが必要ないほど低域が出ており,どのジャンルもそれなりに気持ちよく鳴らすという印象。解像度も悪くない。スピーカーでは定評のあるカロッツェリアで無難だろうが,面白味には欠けるか? 16.5cmコーンウーファー+3cmテトロンツイーターのKICKER QS65.2は4万から。こちらもオールジャンルOKのようだし,明るいアメリカンサウンドも期待できそう。やはりカーオーディオはドライブが楽しくなるような音が出ないと。 13cmコーンウーファー+1.8cmソフトドームツイーターのBEWITH B-1300U(写真は上位SPのAccurate II)は昨年末発売されたばかりで,定価9万4500円。BEWITH独自の偏芯コーンウーファーのおかげで定位感は良いだろうし,インストール時のSieg(ジーク)による緻密な測定も安心感がある。ただ,ウーファーが13cmと小さいのでそのうちサブウーファーが欲しくなるだろうし,ツイーターもいずれソニックデザインのOEMでなくBEWITH製が欲しくなるだろう。将来の散財っぷりが容易に予測できるのが怖い・・・。 16.5cmコーンウーファー+2cmアラミド繊維ツイーターのFOCAL 165KRX2は6万5千。フランスのFOCAL製スピーカーはボーカルの表現の上手さに定評があるが,こちらはボーカルものはもちろんオールジャンルいけるようだ。ただ,入力インピーダンスが2Ωのため別途外部アンプが必要になるのがネック。 16cmコーンウーファー+3cmドーム&コーンツイーターのMITSUBISHI DS-G20はつい最近発表されたばかりで,定価6万3千。やはり同じDIATONEということで一番気になっている。DIATONE SOUND.NAVIでの使用を念頭において開発されたモデルということで,ナビの内蔵アンプとの相性は申し分ないだろう。すでに試聴されたショップの方の話によると,傾向は上位SPのDS-G50と同じということなので,分離がよく低音が締まり,不得意なジャンルなく鳴らしてくれそう。ここのところ散財気味なのでインストール代を考えるとしんどいが,これは欲しい・・・。 石田功 著 カーオーディオパーフェクトセオリーブック(2) カーオーディオ|デイリー売れ筋人気ランキング 上質サウンドをゲット!カーオーディオカタログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月13日 23時25分37秒
コメント(0) | コメントを書く
[オーディオ] カテゴリの最新記事
|
|