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カテゴリ:環境
昨日まで仕事の関係で三日間ほど勉強に行ってきました。 その中で、環境ジャーナリストの方の講演を聴いた時、久しぶりに衝撃を受けました。 一体、自分は今、何をしているんだろう.....。 9年前、食品業界の裏側を垣間見て、とんでもない社会の実態に気がついた。 そして、今の仕事にご縁し、すばらしい人たちと出会い、たくさんの本を読み、 多くの学びをいただいてきた。 地球の環境のこと、食の現場のこと、農業のこと、学校教育のこと。 そして、政治、経済、宗教、文化などあらゆることに関心が向くようになった。 それまで無知・無関心だった僕は、スポンジが水を吸うかのように、 いろいろな知識や経験を、スーッと身に付けることができた。 あの頃は..........。 自分で言うのもおかしいが、そこには光り輝いていた自分があったように思う。 輝きがあったかどうかは別としても、一生懸命で、そこには情熱があった。 では、今の自分はどうであろう。 ぬるま湯にどっぷりと浸かり、小手先だけの気持ちの篭ってない仕事ぶりではなかっただろうか? 周りの雰囲気に流され、仕事の惰性に流され、あの頃の情熱を失ってしまっていた。 1000日修行と題し、自分を改めようと取り組んでは見たものの、あっという間に挫折状態。 現実は、目先の日々の売り上げの増減に囚われ、仕事の喜びすら無くしてしまっていた。 仕事=志事、そして、仕事=人生。 そんな想いの中で続けてきた事業に、少し自信を無くしていた。 信頼していた仲間や、信じていた恩師たちが、お金に狂っていく姿 を見るうちに、人間不信に陥りかけていました。 どんなにすばらしいことを言っても、所詮お金がすべての人間たちなんだ...と。 でも、思ったんです。 もしかしたら、神様は 「私自身の姿を、鏡(仲間、恩師)に映してくれた」 のかも知れない、と。 そう、偉そうなことを言いながら、 お金に執着してるのは”自分”ではないのか!? 他人を軽蔑する前に、自分自身の姿をもう一度よく確認する必要がある、 そんなことに気がつきました。 カッコつけた言い方ですが、「何のために生きているのか」、 そんな問いを自分に投げかけながら、今の自分の姿を恥ずかしく思いました。 地球の環境が、今どれほどひどい状態になっているのか? 私たちは、真実から目を背けようとしています。 いえ、背けながら生きているのが現実でしょう。 所詮は、他所の国の出来事、自分たちにはとりあえず関係ない。 温暖化? オゾンホール? ダイオキシン? 環境ホルモン? テレビも最近言わなくなった? そうではないんです。 地球を取り巻く環境は、深刻の一途をたどっています。 人類の滅亡? そんなマンガのような話、信じれませんよね? しかし、絶対にあり得ない話と、何を根拠にあなたは言うのでしょうか? 私自身、信じたくはありません。 でも、ここ数年の身の回りで起こる環境の変化を冷静に捉えた時、 そして、国連などの国際機関の調査結果の報告を、真剣に考えたとき、 大抵の方なら、何かを感じていただけるはずである。 もしかしたら.....えっ!?.....と。 そう感じても、「自分には何もできない。」、 それが99.9%の方々の意見でしょう。 問題が大きすぎると、 自分にできる問題ではないと、 あきらめてしまいがちですが、 そうではなく、 知らないことを知ることが、 世界・人類を救うことになる。 初心に返って、勉強し直します。 そして行動を起こします。 それは、必ず人のお役に立てると確信して、 自分のできることを、自分に与えられた使命として、 コツコツと行っていきます。 また、一人でも多くの共感し合える人たちと、生きる喜びを分かち合いたいと思います。 地球の環境という大きな視点で想いをめぐらせた時、 人間関係、金銭トラブル、身の回りのイザコザ、 仕事のこと、病気のこと、老後のこと、家族のこと、etc.....。 今はご自身にとって夜も眠れない深刻なことでも、 地球規模で物事を考えた時、 自分がどれほどちっぽけなことでクヨクヨしているのか、 本当に馬鹿らしく思えることでしょう。 今日、今、ここから、 新しい自分の出発です。 がんばってみます。 みなさんもご一緒に。 ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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