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カテゴリ:THE ALFEE
あれからもう1週間たってしまいました。 <入口付近> <イベントブック> 厳かに「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れる中、 ステージ上で3つの輪を描いていたドットイメージの照明は ゆっくり動きながら大きく「40」の文字を描き出す。 客席中央に伸びた花道の中ほどが宇宙船のハッチのようにゆっくりと上に開いていき、 まばゆい逆光とスモークの中から、ギターを持った3人が歩いてくる。 「40」の文字はいつの間にか大きな「A」の形に。 そんな大歓声のオープニングから夏イベは始まりました。
前半は盛り上がる曲の連続で、冷房の効いた屋内でも熱い暑い! 中ほどではしっとりとした夏の曲や、40年前のデビュー当時の曲を聴かせてくれました。
星空のような照明の中「惑星(木星)」が流れ、途中から高見沢さんのギターも加わりました。 80年代頃は、高見沢さんのギターソロのコーナーがあったな~、なんて思いながら聴いていたら そこからコーラスで「星空の下のディ~スタンス」とつながっていくではありませんか。 その流れがとても素晴らしくて、鳥肌がたちました。 「星空のディスタンス」はライブでは必ず演奏されるので、 私にとってはもはや空気のような感じの曲になってしまっていたのですが 1984年から30年もの間、ず~っと変わらずに演奏し続けてくれてるってすごい事なんだ、 と改めて思い、思わず涙が出てきてしまいました
1回目のアンコール、「Long Way to Freedom」のイントロが流れ始めたのですが 、 ステージ上に高見沢さんがいません… と思ったらステージ中央からまさかのフライングでの登場でした 以前はよく飛んでいた(笑)高見沢さんでしたが、歳の事も考えてか もう10年くらい前から飛んでなかったのです。 たまたま夏イベの前日、2001年のさいたまスーパーアリーナでの夏イベのDVDを見ていたら アンコールで高見沢さんが飛んでいました。 「あぁ、もうこういう姿は見れないんだなぁ」と少しさびしく思ったばかりだったので まさかの還暦フライングには本当にビックリ(ちょっと心配も^^;)してしまいました。 でも背中もピンと伸びたすごくきれいなフライング姿に感動しました
6月下旬から喉を痛めていたという高見沢さん、 ラジオでは「もうすっかり良くなった」と言っていたのですが 結構つらそうな場面もありました。 そのせいか26日は、いつもは高見沢さんがするメンバー紹介を坂崎さんがしてました。 また27日は高見沢さんのMCコーナーだったのに、 高見沢さんが何かのトラブル(?)で引っ込んでしまった時には 急遽坂崎さんが代わりに話をつないだり、 そんな坂崎さんを「幸ちゃん、偉かったんだぞぉ~」なんて 桜井さんが笑いを取りながらフォローしたりして 3人の素敵な関係性をさりげなく見せてくれました。
夏イベでの定番「SWEAT & TEARS」では 屋内とは思えないほどたくさんの花火が天井すれすれまであがり 精一杯野外ライブの雰囲気に近づけようとしてくれてるんだ~と思うと こんな賑やかな曲なのにまたうるうるしてきてしまいました この曲、26日はスイッチボーカルバージョンだったのですが、 これが予定されていたものなのか、 それとも高見沢さんの喉の調子が良くなくて、急遽そうなったのかわかりません。 DVDが発売されたら真実がわかるかしら…?
27日の終わり近くは、もう涙腺決壊状態でした 「夜明けのLanding Bahn」「TIME AND TIDE」「Rockdom」は どれも夏イベでの思い出深い曲なので、あの日のことが懐かしく思い出されます。 でも別れを歌った曲でもあるので、今回のライブが終わりに近づいていることを感じるとともに 最近はつい、いつか来る別れの時を思ってしまうのです。 でも「Musician 2014」は今回新しくなった部分の歌詞 「愛の歌を君のために いつまでも歌い続けよう」 のところに 今の彼らの素直な想いが込められている気がして、それが嬉しくてまた涙
そして「新たな10年にむかって…」と言って歌ってくれた最後の「生きよう」にも感激しました。 今回のセットリストは少し前の曲が多かったのですが 最後の最後に比較的新しいこの曲を演奏してくれたことに、 思い出に浸るだけでない、まだまだ未来に向かって歩こうとしている 彼らの強い気持ちを感じました。
ALFEEの3人がそこに居てくれること、そして自分もそこに居られた喜び、 でもそれが永遠に続くわけではないとわかってる寂しさ、 だからこそ、今この時が余計大事に思えて、胸がいっぱいでした。
いっぱい笑っていっぱい泣いた2日間でした。 あの日以来、2日間では演奏されなかったけれど、頭の中では 「SUNSET-SUNRISE KISS」がリピートしてます。
「夏が過ぎてく 想い出残して… Please Remember Summer Days 忘れはしない…」
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