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テーマ:散歩・散策(161)
カテゴリ:THE ALFEE
明治学院大学はTHE ALFEEの母校です。
桜井さん、高見沢さんは高校から明学です。 私が最初に就職した会社の本社は偶然にも明学の近くでした。 1987年に明学で開催されたライブ、 その会社の同期に明学の子がいて、チケットをとってもらえたのは本当に幸運でした。 それから31年、ALFEEのメンバーが母校を訪ねる映像などは何度も見て、 素敵なチャペルなどを見てみたいな…と思ってはいましたが、 なかなかそんな機会もありませんでした。 ところが先日、東京文化財ウィークにあわせ、 学院内にある、礼拝堂(大チャペル)、インブリー館、記念館(小チャペル)の 建物内部が一般公開されるとの情報を偶然みつけて、これは!と思い、行ってきました。 明治学院からのお知らせ まずは学生さんによる見学ツアーに参加。 3つの建物を説明を聞きながら回りました。 写真撮影は自由とのことでしたが「あまりSNSにはアップしたりはしないで…」とのこと。 学生さんの顔とかが映り込むのがまずいのかな…^^ という事で、今回写真は控えめです。 次は昔は図書室だったという記念館の2階の部屋での、リードオルガンの演奏会に参加しました。 「港区指定有形文化財指定歴史資料」という100年物のリードオルガン。 鍵盤は2段、足元にもたくさんのペダル、まるでエレクトーンのような形でした。 学院の一期生である島崎藤村が本を読んでいたという部屋で、 とてもやさしい音に包まれ、癒しのひと時でした。 この音色を聴けるのも1年に一度とのこと。 もっと頻繁に演奏されればいいのに、と思ったのですが、 古いものなので、そうそうは演奏できないのだそうです。 同じ様式のものは国内では東京芸大と同志社大にあるそうですが、 同志社大のはもう弾くことができないのだとか。 貴重な経験ができました。 インブリー館は先生の住まいだった建物です。 外観も素敵ですが、部屋の床板の貼り方や階段などもとても素敵でした。 近くには、大学の講義に行っている高見沢さんを 坂崎さんがよく待っていたというテラスもありました。 最後はチャペルでのパイプオルガンの演奏会を聴きに行きました。 先ほどリードオルガンの演奏とお話をしてくださった先生が、 曲の合間にいろいろとお話もしてくださいました。 パイプオルガンは紀元前2世紀に誕生したのだと聞いてビックリ 19~20世紀に大量生産されたそうですが、それらはそれ以前のものに比べて 劣化が早かったりなど、あまりよいものではなかったそうです。 それで何年もかかって研究して、バッハの時代の作り方を100%再現したのが ここのパイプオルガンで、日本では初めてのものだそうです。 学生さんと先生の荘厳で温かい音色が、100年前に立てられたチャペルの中に響き渡るのは とても素晴らしかったです。 チャペルでは今も毎日学生たちの礼拝が行われているるそうです。 こんな歴史的な建物で日々の生活を送ることができるなんて、素敵だな~と思いました。 高見沢さん、桜井さんも多くの時間をここで過ごしていたんですね。 (当時は「60年前」の建物だったんでしょうけれど^^;) 大学は中退してしまった3人ですが、 2014年、このチャペルで名誉学士としての卒業式が行われたのです。 パイプオルガンの演奏は高見沢さんが座っていた席で聴いてきました ちょうど学園祭の日でもあり、若い人たちで賑わうキャンパスをぐるっと回ってみましたが 1987年にライブが行われた広場が見当たりません。 たしか中央あたりにあったはずだけど… でも記念館1階の資料室にあった1985年当時のキャンパスの模型で、 ライブ会場となった場所も確認できました。 いまはその場所にも建物が建ってしまっているんですね。 建物に向けて銃を発射する、なんて演出も野外ライブならではでしたから 当時はちょうどいい場所があってよかったな~と思いました。 資料室には島崎藤村ゆかりのものなどが展示されていて、 彼の作品にこの学院内の様子が描写されているとの紹介もありました。 将来この部屋の一角にTHE ALFEEのコーナーができて 「彼らの楽曲にはこの学院のモチーフが多く描写されている…」な~んて 紹介されてることを妄想しちゃいました^^; 明治学院の校歌は島崎藤村の作詞です。 ALFEEの演奏がCDになったり、ライブで歌ったことで ファンの間ではすっかり有名な曲になりました。 私も自分の大学の校歌は歌えませんが、明学の校歌はしっかり歌えます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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