ヒモいらず　亭主いらず

昨夜　何事もなく

長男が帰宅した。

初めてのスキー合宿

「もうスイスイだよ！」

「雪崩でも起こすんじゃないかと心配したけど」

「なんでさ？」

「私の子だから」

「もう止まれるよ」

「一番最初に覚えることだもんね」

「こうやって　板の先に

拳ひとつの間をあけて・・」

「ボーゲンで山を削って来たの？」

「フン！もうスイスイなのに」

どんなスイスイかしら？

縄跳びで逆上がりで苦戦した男である。

スイスイ？大きく出たなぁ

帰りの車で様子を聞きながら

３日ぶりの息子と話す

口調がかなり大人びた

生意気盛りである。

しかし背は伸びないなぁ

そんな息子のお土産

「おこじょ」をキャラにしてるとこらしいお父さん用

サブレーの上の「おこじょ」は妹へのお土産

フワフワなので頬づりする娘

ワインの横にある鳥みたいなのは、弟への恐竜のお土産

ニヤニヤしながらバックにつける。

ワインは、私にらしい

「たぶん１晩で飲んじゃうでしょ」

「ほほ～んまぁな！」

（しかし私は現在　体調不良で飲んでいない）

山菜わさびは、バァバのらしい

「あ～れそうかね」うれしい様だ。

少ないお小遣いでまたもや家族分まで

「自分のは？」

「う～っん？・・ガイコツのキーホルダー」

見せてくれなかった。

帰ってきて生意気な口っぷりで

大人っぽさをアピールするが

まだまだ子供だな