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2007年09月10日
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カテゴリ:家族

 昨日の朝 夫の祖母から早朝の電話電話


「ひみちゃん!お蕎麦を食べに行こうよ!」



時に今朝も3時まで残業のタコ坊


夫も夜勤・子供も休みでAM7:30は寝てました。眠い..


「この前もね 電話したけどいなかったの


 おでんを作って色々用意してあったんだけど...」


夫の祖母 83歳 まだまだ御達者の現役である。


料理が好きで誰かに「美味しい!」って行って貰うのが


何よりスキな人である。


電話からは、一人で暮らす寂しさを感じた。

 

 


既に夕飯の献立も決めて用意されていたが


「じゃあ夕方5時に そっちに行くね」

以前に高齢の方と話しをする機会があった


「違うのよ!今まで子育て・仕事で


我慢!我慢!をしてきて 



気付けばお金を使う場所がないの


今更 死んでいくのに自分にお金をかける用はないの


最後に みんなの喜ぶ顔が見たいのよ


甘えてあげなさい。さみしいのよ」


高齢の親族に呼ばれて遊びに行くと

お金を使われることに気が引けると言った私に

高齢の彼女は そう言った。

 

 

母親業も卒業して 家庭を持った息子や娘


「やっぱりお母さんじゃなきゃ!」


「母さんの作ったもんが 一番美味しい!」


もう そんな言葉を毎日聞けなくなっている。


確かに嫁業・母親業を長くやったら自分の存在証明は


家事と言う仕事で成り立っている。

 

 

履き違えていたかもしょんぼり

 

以前までお金を使われる気負いから

行く前に事前の電話を入れないで

抜き打ち訪問をしていました。

「う~ん もう!電話入れてくれれば

お赤飯でも炊いておいたのに!

モジャ子の服も買って置いたのに!

「いいの いいの 顔を見に来ただけだから大笑い

「こんなシワくちゃの顔をかね?スマイル

大笑い彼女はかなりイケてるオバアチャンである。

耳が遠いのはあるけど

まだまだ現役!

問わず語りで話しをして聞いてほしいのかも

 

 

昨日も彼女の口からは


亡くなった夫の父親(彼女には息子)の墓参り


自分の実家の墓の参り

 

夫の母の実家の墓参り


果ては遠縁までの墓参りの催促をされた。


夫の実家以外 県内ではあるが

東西に別れて

家事の合間に行ける場所ではない。

 

この年代は墓参りがスキだ!

まるで これから逝くからご挨拶にって感じで

墓参りに行きます。

ウチは散歩コースで近いので

誰かが1週間に1回行っていますスマイル

まぁバカはさておき

 

これも家族・親族を思えばこそ

もっと もっと幸せになってほしい!

残される身を案じてのこと

今 私には時間的な余裕はない

来る仕事をやっつけ早にこなすだけ

でも 逝く人間は残る家族を心配する。

私が、いなくなっても先祖の加護で

守って貰えるように

 

今度のお休みは墓参りでも行ってこよう!

たぶん何かを買ってあげるより

おばあちゃん喜ぶから

 

彼女の口からは帰り際 車に駆け寄り

「ひみちゃん!ひみお(夫の名前)を

頼むね!」

が決まり文句である。

夫の父親の去り際の言葉と

同じだったと思った。 






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最終更新日  2007年09月10日 11時25分31秒
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