|
テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:タコ社長の日常
フィリピンという国に関わるようになって2年以上になる。フィリピン人が少し分かってきたような気もしている。この国も、義理と人情の親分子分の情で動く、などと物の本で読むと、なるほどそうなのかとも思えてくる。
しかし、この国は300年以上スペインの植民地化にあり、その後アメリカ、そして日本に占領されていた国だ。そんなに長い年月、言いようのない抑圧の下にあった国の国民が、そう簡単に分かるなんて思う方がおかしい。分かり易いようで、その実複雑な心を持った人々のようだ。日本人が分かったなどというご仁にろくな人がいないことも多い。この国の国民だってそうだろう。表面的な理解では足元が覚束なくなる。 今、若い人の起業ブームが東南アジアでセンセーショナルに取り上げられ、私も大いに鼓舞したい気持ちでいるし、そうしている。今、海外に目が向いているのは、日本という国に閉塞感が渦巻いていることもその一つの理由だろう。しかし、その国をそしてその国の人々をしっかりと理解する、少なくともそういう姿勢を持った形で進出しないと、とんでもない結果にもなりかねない、と私自身にも言い聞かせている。 今回、不可解なことに多く遭遇している。決してネガティブな気持ちはなく、必ず解決していけると確信はしているが。事業自体は本当にいい調子に展開しているので、誰もが通る道という立ち位置で向かっている。 昔、サラリーマン時代にオーストラリアに出張したことがあった。担当のパプアニューギニアに行く前に立ち寄ったのだ。因みに、パプアニューギニアでは、ポートモレスビーから小型セスナで3時間飛んで鉱山のある山奥へ行き、鼻に骨を刺してペニスサックをしている原住民の方に挨拶され、お土産にそのサックを頂きたいと思ったが、使用に自信がないので止めたという想い出がある。 「君ね、その国を知ろうと思ったらね、まずその国の女性と付き合ってみることだよ。そんなこともしないで、でかいこと抜かしている奴は信用できないね。」 支店長に言われた。唖然とする発言、その時は聞き流している術しかなかったが、、、、 フィリピン、あまりに遅れてきた還暦過ぎ男、という身分をわきまえて心してやっていきたい。 毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。 タコ社長の本業・オーストラリア留学 タコのツイッター Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[タコ社長の日常] カテゴリの最新記事
|