でっかい独り言、内緒話に戯言三昧

お嬢が家を出る際に「家具はいらん」と力説した。
骨折する少し前から、モノの整理をしていた時の実感で
「家具があるから、収納があるからモノが増える」と考えるに至った。
度々言っているが、日常のゴミ出し、一回めんどくさがると
面倒→一人では出せない→収拾がつかなくなる→ゴミ屋敷になる
と、ひしひしと感じている。
同じことが、箪笥、本棚、食器棚、収納スペースにも言える。
とりあえず収まっているから、片付いた気になっているけれど、
昔から、箪笥のこやしというではないか。
しまう場所があると、処分しないから増えていく。
もったいないからと捨てないのは、却ってもったいない。

骨折前に、食器を整理した。
お嬢も家をでたし、家でおもてなし、なんてことはしない。
そうしたら、日常使いの食器があれば十分。
使うもの、使っているもの、を中心に、
お嬢の残したいものも聞きつつ、食器を処分。
食器棚も分割して処分。
ちょっと危なかった​

骨折後に、仏壇を処分した。
​悩ましい
こういってはなんだが、かなりすっきりした。
お嬢に残すわけにはいかないので、
考えなくてはならないことはあるけれど、
とりあえず、大きいものはないに越したことはない。
​
そして本に着手した。
うちは本がとにかく多く、引越しやさん泣かせだったけれど、
かなり減らしても、天井まで届くような、尚且つスライド式の大容量本棚があった。
本は大好きなので、あっても困らなかったけれど、
悲しいかな、紙は劣化する。
よく読む本は、持ち運びが簡単なこともあって、デジタルに移行した。
お嬢の本もあるので、お嬢を招集し、
本棚を処分するために、本を全部出した。
そして本の選別。
心が痛む作業だったけれど、それよりも劣化してしまった本への申し訳なさがあり、
お嬢と思い切った。
案外、児童書や絵本が残った。紙質がいいのだね。
動かしやすい小さめの本棚に、一目でわかるように収めた。

次に着物。
​着物を片付ける​　​着物を片付ける＜２＞​　と二回に分けて片付けたけれど、
これも先に箪笥から全部出して、先に箪笥を処分した。
収納場所がなければ、いやでも片付けなくてはならないしね。
着物を箪笥から出す際に、またまたお嬢招集。
なんといっても、自分の動きがままならない。
残してあるものもあるので、それは小さいキャスター付きの桐ストッカーに入れた。
なんといっても、​不用品の処分にお金がかかる​
自分が払えるうちに、動けるうちに、身の回りをシンプルにしていかないと
不用品だらけになってしまう。

今、段ボールや古紙が自治体の回収には出せない（持っていけない）ので
もう一度、不用品処分の人を頼んで、
減ってきたモノの中で、更に絞り込んでいきたいと思っている。