でっかい独り言、内緒話に戯言三昧

当然のことながら、今年も父の命日はめぐってきた。
何と40年。
ここまでくると、気分は【祝・40年‼】
未成年だった私には、40年先なんて想像もつかなったし、
なにより自分が父の年齢を越せるとも思わなかった。

でもね、生きてるんだな。
父の年齢、超えてるんだな。
50を超えたあたりから、一気に考え方が変わってきて、
答えの出ないものばかりなのは、相変わらずだけど、
とりあえず、答えの出そうなものから
出してみようかなと思っている。

自分の記憶にある範囲で、父と過ごしたのは
小学校の間ぐらい。
そりゃ忘れますよ、こっちは生きてるんだもん。
忘れてしまうことへの罪悪感、喪失感、
思い出せないなんて、私の父に対する思いはそんなもんかという嫌悪感。
そういったものすべてが、今や幻というか、
透けているというか、なんというか、すごく他人事。
それが40年という時間なのかなぁと思っている。

思い出せないなら、それでいいんじゃない？
きっと今の私には、必要のないものなんだろうから。