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カテゴリ:三女の私の思うこと
年末、骨折した時の一つの目標、「推しのライブへ行く」が叶った。
ライブへのハードルが高かったのは、会場がドーム球場ということ。 そして、開演時間が夜ということ。 夏に杖なしで歩けるようになって以来、 楽な電車の乗換ルートを教えてもらったり、 申込時に着席エリアで申し込めて、当選! ライブへ行けることとなった。 とはいえ、ハードルはある。 球場なので、出入り口から、席まで階段を下がることになる。 下がるということは、帰りは上るということだ。 これは劇場でも同じだけど、球場はあまりバリアフリーではない。 行くのは東京ドームなので、ドーム球場の中でも、古め。 バリアフリーなんて概念のないころのもの。 一応、「関係者」用のエレベーターはあるものの、 当然、一般公開されていないので、使えない。 こうなるとね、「車いすではないし、杖も常用ではないけど、若干不自由」という状態は なんとも中途半端。 一応、折り畳みの杖は持ち歩いているので、当たって砕けるしかない。 入場は普通に入るものの、東京ドームは空気圧で天井を押し上げているので、 回転扉だし、空気圧を感じる。 さすがに転びはしないけれど、若干不安もある。 そして、案の定、階段を下っていく。 と~て~も、いい席なのだけど、その分降りねばならないので、 気分は複雑。 下りはもともと苦手なので、杖をだし、へっぴり腰になりつつ下っていく。 バスを降りるときもそうなのだけど、 段差が大きいと、降りるのが難しい。 表現が難しいのだけど、片足を必ず地面についてからでないと逆の足は外せない。 となると、段差が大きいとしゃがみ込む形になってしまう。 そして、悪い脚から降りるので、逆側の足が高い方に残ることになり、 非常にバランスが悪くなり、外すタイミングによっては、 すでに着地していている足が痛い。 この繰り返しで降りていくのだ。 念願のライブは、めちゃくちゃ楽しかったけれど、 さて、帰るには、登らねばならない。 そして、球場はすり鉢状なので、冷気が下に降りてくる。 グラウンド(アリーナ)に近い席なので、冷える。 規制退場で、順番に退場していき、最後の退場のブロックなので、 ゆっくり準備はできたのだけど、左足はまぁしょうがないけれど、 右足もこわばって、動きが悪い。 帰りは杖なしで大丈夫かなと思ったけど、登れない。 もうね、しょうがないです。ゆっくりと杖ついて登るしかない。 下るときに、案内のお姉さんに親切にしてもらったけれど、 登るときも、お姉さん付き添ってくれた。 帰りの電車の乗換などを考えてドーム内でトイレに行っておこうと思い 行って出てきたら、ほぼ退場が終わっている状態。 さて、この足の状態で回転扉をくぐれるかなと思ったら、 さっきのお姉さんが近づいてきて「こちらへどうぞ」と 関係者以外立ち入り禁止のドアへ誘導してくれた。 そこにはエレベーターがあり、調圧ドアがあるところに案内してくれた。 そして、駅へいく道につながるエレベーターの位置まで案内してもらい、 とても楽に出ることができた。 若干、あざとい気もしないでもないが、人の情けが身に染みた。 そして、翌日、激しい筋肉痛… 年越しは筋肉痛との闘いだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年01月10日 10時00分12秒
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