自覚しているけれど、本と手芸用品に対する金銭的ハードルが滅茶苦茶低い私。
布は何を作るか考えてもないのに、「なんかにしよう」と買ってしまって
罪庫の山を作り上げているし、
いわゆる手芸屋さんも減ってきて、パーツなどがなかなか買えないので
「買っておこう~」………はい、罪庫。
結局、「これをつくろう」と思って、必要尺買うのが一番無駄がない…
パーツも、手芸屋さんまで電車に乗っていったのに、
目的のものがなかったときのがっかり感と交通費、
それなら送料かかっても最初からネットショップでいい。
「あと〇円で送料無料」は見ない!
そうやって買ったものは、大抵、罪庫になるから。
手芸用品同様に、本もハードルが低いけれど、
本屋さんも近くにない。
電車に乗らねばならぬ。
大きな本屋さんに行って、妙に心惹かれる本との出会い、というのは
なくなってしまった。
また、紙はどうしても劣化してしまい、
なくなく処分することになるし、場所も取るし、
引越し(する予定ないけど)の時大変になるので
電子書籍に切り替えている。
あとはまぁ、自分の好みがついついシリーズものなので
何冊も持ち歩けない、というのもある。
電子書籍なら、タブレットや、最悪スマホでも読めるようにしてある。
(入院のときとかね)
ただ、更にハードルが低くなってしまったようで、
先日コミックスが1,000冊を超えていて、ビビった…
とはいえ、本格的な本好きの人から見たら、私なぞ足元に及ばないのだけど
(いるんだな、友人の中に数人、化け物クラスが)
今は本屋さんが減っているという。
確かに、うちのあたりでもそうだし、有名な大手の本屋さんが閉店するのも聞く。
お嬢が辞書を買う時は、大きな本屋さんへ行って、
引きやすさ、意味の分かりやすさや、例文のわかりやすさを比べて買っていた。
お嬢にとってのわかりやすさじゃないと、飾りになるしね。
というのも、私は中学入学時、親から英語、英和辞書を【与えられた】のだけど
どうにも使いにくくて、使いにくいので、使わないようになった。
いくら「いいもの」で革表紙であっても、私には合わない。
後年、英語の先生から「これは英語ができる人の辞書」と言われ、
私には、豚に真珠だわとつくづく思った。
買いなおせばいいじゃない、と思うだろうけれど、
「せっかく買ってあげたのに」と言われるので、買いなおしできないよね。
だからお嬢には、自分で選ばせた。
結構違うんだよね。同じ単語を引いているのに
たどり着くまでの時間や、内容、例文、
「はぁ?」となるものから「ああ、なるほど」と思うものまで、
幅がある。
では、同じ出版社ならいいのか、というとそうでもない。
英語ならこっち、国語ならこっち、とバラバラ。
中学入学時に、そうやって選んだ辞書は、高校生以上向けの棚から持ってきた辞書だった。
本屋さんないと、そういうことができないよね、と思う。
今お嬢が住んでいるところは、駅ビルに図書館が入っていて
尚且つ、本屋さん(大き目)もある。
ただただ、うらやましい。