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テーマ:中学生ママの日記(17700)
カテゴリ:子供
うちのツインズは中学2年。
部活は野球部。 彼らにこの4月から後輩が出来ました。 で、話は過去に遡りますが・・・。 我が家のツインズが小学生の頃、一つ年下ではありますがK君という友人がいて、年の違いはあるものの、なぜか気が合い、しょっちゅう一緒につるんでおりました。 ツインズとその同学年が何人か一緒に遊ぶそのメンバーには、当然K君も混じり、でも何の不自然もなくごくごく当たり前のように一緒におりました。 その仲の良さは、ツインズが中学に進学してからも続くかと思いきや・・・。 ツインズは、中学生になるとその生活に慣れるまでしばしの時間がかかり、中学校生活と部活、本当の意味での実力審査となる試験もあり、評価・評定なるものを経験。 精神的にも肉体的にも辛い辛い時期を過ごしました。 初めての縦社会というやつもあって、先輩への接し方は彼らにとって未知の世界。 でも、なんとかかんとか試行錯誤しつつクリアしていく。 そんなこんなでK君とはすっかり疎遠になってしまった。 しか~~し! 年月は早い。 この春K君が入学してきた! しかも、ツインズのいる野球部に入部希望らしい。 (K君、母の談によるもの。わたしとK君母は仲良し。) で、K君、ツインズに接触を図ろうとする。 野球部のことや、揃えるべき野球用具のことなど、いろいろ話がしたいらしい。 教えて欲しいことなどたくさんあるらしい。 (K君母の談) でも、K君、なかなかツインズに近づけない。 どう声をかけていいのかわからないらしい。 昔は、しょっちゅう電話掛け合う間柄だったのに。 以前は、固有名詞で互いに呼び合う間柄でもあったのに。 ツインズが怖い? いやいやそんなことないよね。 でも、一応?!先輩だし。 学年いっこ上だし。 中学生だし。 タメ口聞いちゃマナー?!違反だし。 彼らなりにいろいろあるらしい・・・・んだろうな~~。 (大変だな~) で、ある日のこと。 (K君の母から聞いた情報による) K君、野球部で使うグローブが買いたい。 でも何がいいのかさっぱりわからない。 ブランドとかポジション別なの?? お店とかはどこがいいのか?とかね。 ツインズに聞きたい。 出来れば、一緒に買いに付き合ってもらいたい。 もじもじもじもじ。 「ねえ、母さん。なんて言ったらいいかな~?どういえばいいのかな~?頼んでいいのかな~?」 おいおい、コクるんじゃないんだからさ~気楽にいこーぜ!(K君母の感想) やがて、決死の覚悟?!でうちに電話をかけてくる。 ツインズ兄がK君と応対。 二言三言会話の後、ツインズ兄くるっとわたしの方を振り向き言う。 「なあ~母ちゃん。Kのやつ、グローブは何がいいのか?って聞くんだけどさー。なんて言ったらいい?」 って、おいおい。 なんで、わたしに聞くんだよ! グローブがどんなのがいいなんて、お前が一番よくわかってることだろ~~~。 と、思いつつ・・・。 「ミズノのオールポジションがいいんじゃない?」と言ってしまう。 反省・・・・。 で、再びツインズ兄、電話に戻って会話。 まもなく電話終了。 あれ?? 何?それだけ?それで電話お終いかい? 余計なお世話だな・・・・と思いつつ。 そーそー、でしゃばりなのはわかってます。 でも、言ってしまいました。 「ね~、Kはグローブ買うの、付き合って欲しいんだよ。何がなんだかわからないしさ。一緒に行って来れば?」と。 「めんどいな~~~」とツインズ兄言いつつ、でもまんざらでもない表情。 で、今度はこちらからK君宅へ電話。 「これから一緒にグローブ買いに行くか?」と。 その時のK君の表情は電話の向こうだから見えないけど、ものすごい輝きだったらしい。 飛び上がるほどの喜びだったらしい。 その後、グローブを買って帰宅し、しばらく時間が経っても 「すっごくうれしいよ~~~。ほんとにうれしい~~~。」 と素直に何度も何度も繰り返し、母に目を輝かせながら話していたそうだ。 その話を聞き・・・なんてかわいいK君! 先輩、後輩の関係ではあるけど、やっぱり仲の良い以前の関係に戻ったのかな? あまりにも接近しすぎていたK君とツインズの関係は、互いに中学生になり、はじめての縦社会を身近に感じる出来事だっただろう。 中学生は忙しい。 肉体はどんどん変化し、忙しくて時間はあっという間に過ぎる。 精神的にもいろんな場面でのプレッシャーがある。 思春期突入でもある。 でも、がんばれよ!中学生! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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