テーマ:K1・・・!!(372)
カテゴリ:K-1
すげー面白かったです!!
決勝戦は残念だったかもしれないけど、 それでもここ数年のGP決勝の中ではダントツの面白さでした~! 早く感想アップしたくて、たまりませんでしたよ!^^ 会社のアホ!仕事のアホ! 見に来てくださっていた方々、すみませんでした。 <第1試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL8(1) 3分3R延長1R> × ピーター・アーツ(オランダ/チームアーツ) ○ バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム) いきなり最初からこの試合! 分かっていてもテンション上がります! ハリ必殺の高速ジャブがのっけから連続でヒット! 速い! アーツでもついていけないのかよ! ここでアーツがプレッシャーを発揮してキックの距離を潰し、 試合をコントロールすると思っていたのだが、 なんか上手くいってない。 いや、上手くいってるんだけど、 距離を潰した後、ハリの速さの前に打てる攻撃はせいぜいローくらい。 ハリの速さと殺傷力を兼ね備えたパンチと勝負するには 分の悪い賭けだった。 早くも1Rでアーツがダウン!!! ハリすげーー!!! 2R、明らかにダメージのあるアーツに対して 攻撃の手を休めないハリ。 つえぇ・・・。 ハリが勝ってもおかしくないとは思ってはいたが、 ここまで一方的になるとは全く予想しなかった。 シュルトを正面から潰せる今のアーツに敵はないかと・・・。 しかし新世代の担い手は、無敵のはずのアーツをフラつかせ、 バックスピンキックを叩き込み、ジャンピングキックまで決めてみせた。 ハリKO勝利。 試合後のアーツは現役続行を示唆してくれたが、 「世代交代」をこれほどまでに強く見せ付けられ、 これからは若手の時代だと思わされたのは初めてだった。 <第2試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL8(2) 3分3R延長1R> ○ エロール・ジマーマン(スリナム/ゴールデン・グローリー) × エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル/極真会館) テイシェイラ、また強くなってる! こいつはマジで怪物なのか。 リーチでも技でも勝るはずのエロジマンが、 あれよあれよと攻め込まれてポイントでリードされていく! 距離さえ制してしまえば自分、とタカをくくっていたんだろうが、 先ほどのアーツよろしく、 それを制するまでにマストで追わねばならないリスクが 既に致命傷になってしまう破壊力だったことは 想定外だったんだろうなぁ。 僕の予想も同じだったしw だが2R後半、進退窮まったエロジマンはパンチを捨て、 ミドルキックに活路を見出し始める! この切り替えの早さは見事だった。 徐々にエロジマンがペースを握り始める! そして3R、強引に応戦したテイシェイラだったが 先に強打を当てるのに成功したのは、エロジマン! コンビネーションからアッパーを決め、ダウン奪取!!! そのまま判定でエロジマン勝利! 負けたテイシェイラも恐ろしい進化を遂げていたなぁ。 来年がまた楽しみ。 <第3試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL8(3) 3分3R延長1R> ○ グーカン・サキ(トルコ/チーム・レベル) × ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー) 強打の叩き合いから一転! スピードスターの対決に・・・って なんだあのサキのお腹w 彼女といっしょにテレビ観戦していたんだが、 サキを一目見た彼女、 「メタボだ、あれ」 とサキを一蹴!! 大丈夫か、トルコの稲妻・・・w 試合はやはりというか、ルスランペース! パワーアップしたパンチで飛び込み、サキにペースを握らせない。 手数で圧倒したルスランは、サキを完全に丸まらせる・・・ が、そこから決定打を叩き込めない! ダメだぁー!もっとヒザまで繋げてガードを散らすんだ! しかし僕の応援も空しく、 空しくガードを叩き続けるルスラン。 武蔵戦あたりから何も学習してないのか・・・ 勢いを寸断するサキのカウンターの前に、徐々に失速を始める! しかし以前としてポイントはルスラン。 なんとかこのまま逃げ切るかと思われたところに サキの切り札、バックブローが炸裂! ダウ~ン! このポイントを守り、判定でサキ勝利! なんか金的の時のレミーVSレコを思い出したw キムなんとかの鼻を折ったルスランのパンチは決して軽くないと思う。 しかし踏み込みがなければ話は別で、 体重の乗らない手打ちのパンチではダメだということだなぁ。 <第4試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL8(4) 3分3R延長1R> ○ レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム ボンヤスキー) × ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream team) 毎年のことだが、入場前は気合いが入ってるバンナ。 対するレミーは・・・ うおっ!バンナ以上にオーラが出てるじゃん。 どうやらパワーアップさせてきたらしいパンチ、 そして必殺のミドルキックでレミーが攻める! この距離で一撃の打ち合いならばバンナの土俵のはずだが、 なんとここでレミーが打ち勝ってバンナを下がらせる! すげー強ぇえ!! セコンドの激励を受けたバンナもどうにか反撃、 会場をうならせるパンチを放っていくが レミーが鬼の距離感でこれを外し、 逆に反撃!! そしてまたミドル! これがヒットし、バンナがいつかのようにしかめ面。 あっ・・・これはやっちまったか・・・ と思った瞬間ダウンが宣告され、 ドクターチェックが入る。 そして残念ながら試合続行不能が告げられ、 レミーTKO勝利! 今日のレミーはヤバいね!! ハンパないわ! そしてバンナお疲れ様。 今年はベテランが若手に負けないくらい輝いていたので忘れがちだが、 もともと体のあちこちに爆弾抱えてんだもんな。 また来年、頼みますよ。 <第6試合 K-1 WORLD GP 2008リザーブファイト 3分3R延長2R> × ポール・スロウィンスキー(オーストラリア/チーム ミスターパーフェクト) ○ メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクス ジム) ここまでで予想はボロボロw トーナメントは諦めて、せめてリザーブは当てたいと思っていたのだが マヌーフのスーパーフックがまともに入って この上なくきれいなKO~!!! うおおおお、なんてこったい!! 後で調べてみればセフォーも勝利したみたいだし、 もうマジで予想はダメでしたww しかしマヌーフはすごいね。 体格的にスポーンと戦ってもらいたいなぁ。 <第7試合 K-1 WORLD GP 2008 準決勝(1) 3分3R延長1R> ○ バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム) × エロール・ジマーマン(スリナム/ゴールデン・グローリー) アーツがバダ・ハリに負けたときにすぐに思ったのが、 あの速さを止めることができれば、ハリは苦しむのではないか ということ。 この試合で、早くもエロジマンがその作戦を実行。 2R、コーナーに追い詰めて右ストレートを炸裂させる! ダウン! 自分の考えとリンクさせて見てたので、なんか嬉しかったww しかしこのダウンはカタルシスがあった。 最強と思われていたアーツを倒したハリ、 さらにその上を今、このエロジマンが行こうとしている・・・ というストーリーが頭の中で構築されて、 なんかすごく感動しましたね。 だが、ハリはこれで終わらなかった。 立ち上がるとすぐにパンチの距離に飛び込み、逆転を狙うハリ!! 逆にコーナーに追い詰めてボディを打ち、 前に出たエロジマンにカウンターを叩き込む! これでヒザをついたエロジマン!逆にダウンを奪われる!! 再逆転を狙うエロジマン、 積極的に前に出るも、策も無しに今のハリは捉えられない。 必殺の高速ジャブがエロジマンを突き放し、 どうにかパンチをクリーンヒットさせるエロジマンだが、 ハリが今度は前蹴りで突き放す!! 本当にうまい、自分の戦い方を分かってるよ。 同じ戦法をシュルトがやっているが、 なんでハリのはこんなに魅力的なのかね。 さらにワンツーを叩き込んだハリ、 ツーでストレートを打抜いて2度目のダウンを奪い、 これでKO勝利! うわぁぁぁぁ面白い! ハリの決勝超楽しみだ!!! <第8試合 K-1 WORLD GP 2008 準決勝(2) 3分3R延長1R> × グーカン・サキ(トルコ/チーム・レベル) ○ レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム ボンヤスキー) サキが得意のローキックを走らせるが、 レミーはこれを見ながら距離の調整に入る。 これが抜群の精度で、1R後半にはサキの攻撃に対応しはじめる! うーん、すげぇわ。 そして2R早々、レミーの近距離からの蹴りが ヒザが入る形になり、サキのボディに入る! これが効いたか、急いで距離を離して逃げるサキだが レミーはこれを追いかけ、ジャンピングキックに派生させる! これがサキのわき腹に刺さり、一撃KO! うおぉぉ! 一瞬何が効いたのか分からなかったが、 後でビデオで見直してみたらエライ事になってた。 ジャンピングミドルキックって・・・何?ww 調子を合わせてきたレミーはマジで強い。 久々に彼に対しての期待感が生まれてきた! ハリとの戦い、マジで楽しみだわー!!! <第9試合 K-1 WORLD GP 2008 決勝 3分3R延長2R> × バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム) ○ レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム ボンヤスキー) 言葉もなし。 ここまでの流れの良さもあり、 マジで決勝に期待していたので、 ハリの行いには心底ガッカリした。 一試合目のアーツに土下座をした選手と この試合で反則をした選手が 違う人物じゃないかと思うくらいだった。 イエローカードがレッドカードに変わったことは仕方ないと思う。 反則した時点で即レッドにするならば、 それが空振りとかでもレッドにしなければいけなくなるし。 ダメージの度合いが分かってからカードを提示するべき、 という意見もあるかもしれないけどね。 全体の感想として。 決勝はこの上なく残念だったけど、 それも決勝前までの試合、開幕戦、予選も含むこれまでの全試合が 例年になくアツかったから、そう思えたんだと思う。 やっぱ今年のK-1はすごかったと思うよ! 来年も楽しみにします! あっさりシュルトが返り咲いて元の空気に戻ったら笑えるけど。 シュルトなんで人気ないんだろうねぇ。。。 話は飛ぶけど、ここに写っているホンマンの顔が どれも面白くて素で吹いた。 特にヒザの写真はヤバいよw スポーツ人気ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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