日本からの友人
3月16日から今日まで日本から友達が遊びに来ていた。彼女には散々我が息子の子守りをしてもらい、今日再び日本に帰って行った。さすがに半月もいたので、一優はワンワン泣いてしまい、こっちの方が大変だった。私の友人は、韓国語が全く駄目である。そのため、毎日一優を連れて散歩に行くのだが、日本語オンリーで、よくも大胆な行動をしてきたものだと感心する。我が家に来てから、毎日近くのファミリーマートに一優と二人でジュースを買いに行くのだが、その日はすでに別のファミリーマートで買ったジュースを一優が持っていたらしい。友人だけがそこでコーヒーを買ったのだが、我が息子、コンビニのレジで「ピッ」とするのがお気に入りで、友人は日本語オンリーで「これ別のファミリーマートで買ったんだけど、この子が「ピッ」するのが好きだから、一度レジ通してから、またマイナスしてくれる?」と頼んだらしいのだ。バイトの子達は何を言っているのか、全く分からず、それでも苦労して話した挙句、ようやく1人が友人の意味を理解したらしく、マイナスをしてくれたそうだ。そして、次の日、友人がこんな紙を持って帰ってきた。「日本の方へ。ごの間はすみませんでした。わたしだちが失敗しました。直接会ってお話ししたいのですが、時間がなっくてごめんなさい。てんちょう かん」と・・・・。手間かけて悪いのはこっちなのに、なんとも変な日本語で書かれたメモを見ておかしくなった。このメモを書くのにも、かなりの苦労だったろうに・・・。また、私の家の近くには消防署があるのだが、そこはいっつもシャッターが閉まっている。なのに、友人のデジカメには友人と一優と消防車の写真が・・・。聞いてみると、シャッターの横から事務所に入り込んで、これまた日本語で「この子が消防車みたいって言うから見せて頂戴!」と頼んだというのだ。ちゃっかり写真まで撮ってもらってるし・・・。そして、彼女は夜10時過ぎてから東大門に1人で行ってくる!と言い出した。旦那は出張でいなかったし、子供達がいるため、私は一緒について行けないため、やめておけ!と言ったのだが、彼女はタクシーに乗って1人で東大門に行ってきた。そこで、私にもお土産にTシャツを買ってきてくれた。見た感じは「PUMA」のTシャツ!よく見ると「PAMA」で、絵のピューマもちゃっかりパーマがかかっていた。なんとも韓国らしいが、これが結構かわいらしい!!最近、東大門に買い物にも行っていない私にとって、なんともありがたいお土産だ!日本では竹島のことで、韓国の反日の影響が大きい!連日のようにテレビに出るため、友人も来るときはかなり心配していたのだが、我が家に来るときタクシーを降りてから、どこかのおじさんにスーツケースを運んでもらったとか、近くのパン屋さんにサービスしてもらったとか・・・・、彼女にとっては、怖くて、悪い印象の韓国というより、結構いい思い出になったらしく、私としてもうれしい限りだ。ちなみに、相変わらず、この家に引っ越してくる人が決まらず、私達もまだ引越しできないでいる。こっちの方は、まだまだ頭が痛い。