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カテゴリ:トラドキスタンの言語政策
トラドキスタン議会では今、英語という呼称をめぐって廃止論が持ち上がっている。 だいたい、日本語のなかにこれだけのばかげたカタカナを放りこんでおきながら、自らは「英語」と漢字のまま。 そもそも英語は世界に無数にある言語のひとつにすぎないのに、何か特別なもののように思われている。日本人なんかは白人が意味のわからない言語をしゃべっていれば、それで「英語や、英語や」となる。 もちろん漢字で書く中国語でさえ、ちゃんと国の名前が前についているのに、英語にはそれがない。 ポルトガル語でもブラジルポルトガル語という言い方があるくらいだから、もともとのやつをイギリス語と呼んで、アメリカでブッシュが話しているような品のないやつをアメリカイギリス語と呼ぶような考え方があってもいい。 イギリス語などと呼べば、フランス語、スペイン語、フィンランド語などと同じ重さで横並びになる。 そうしてこそ、日本人の深層心理に潜む「Englisch(anglais、englantia)は特別」という意識を払拭することができる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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