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カテゴリ:利回り投資
今回から、株式投資の方法・考え方について検討していきます。
株を持つことの本質が配当を得ることであるならば、株の値段にに対する配当額の比率である配当利回りが重要ということになります。 「配当利回り」=「配当」÷「株価」 この配当利回りが高い株に投資する方法を「利回り投資」と呼ぶことにします。 利回り投資を実施するうえで何%以上の利回りが良いのか?というのは投資家の考え方次第だと思いますが、一般的には国債の利回りなどと比較されるようです。 このページからリンクさせていただいている稲虎さんの日記によると10年国債が約1.5%とのことですので、これを上回っていれば悪くないという考え方もできると思います。 また、日本企業の配当利回りは、私の知るところでは高くても4~5%程度ですので、それ以上を求める利回り投資は不可能ということになります。 利回り投資を行う場合には以下の点に注意すべきでしょう。 1.配当は会社の利益から支払われるのが通常なので、会社の利益が減ったり赤字になったりすると配当が減ってしまう可能性がある。 2.株式は国債に比べて価格の変動が大きい、つまり株価の動きが大きいので、配当額相当分以上に株価が下がってしまう可能性がある(もちろん配当額相当分以上に株価が上がることもある)。 3.配当利回り以上の投資成績を目指す(例えば年率10%のペースで資金を増やしたい)場合には向かない。 私は上記3.の理由で配当利回りをほとんど無視しています。 運用額の大きい投資家が、株価の変動を気にしない余裕を持ちながら安定的に資金を増やしたい場合に向いている方法だと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.11.23 16:18:50
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