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カテゴリ:利回り投資
利回り投資をする場合には、他の銘柄より配当が多く、その配当に対して株価が安い銘柄を探せばよいということになります。「会社四季報」のCD-ROMなどでスクリーニングできます。
スクリーニングしてみると分かると思いますが、高配当銘柄には上場企業の子会社や外資系の日本法人が目立ちます。 これは、親会社が毎年配当という形で現金収入を得るための高配当と考えるのが自然でしょう。そのために子会社を上場させているともいえます。 このような会社の株を買えば、いわば親会社と同じ立場になれるわけで、悪くないのではないかと考えることができます。 ただし注意したいのは、このような「上場子会社」は経営が親会社の言いなりなので、親会社の気が変わっていきなり上場廃止といったケースがよくあります。 最近では積水ハウスが積和不動産や積和不動産○○といった地方会社を「株式交換」という方法で上場廃止にすることを決定しました。 この場合、積和不動産の株主は持ち株を売るか、積水ハウスの株主になるしかありません。 積和不動産の株を買った人は積水ハウスの株主になりたかったわけではありませんので、このような一方的な決定は問題視したいところです。 ただし非難はされても違法ではないので、上場子会社のこのようなリスクは認識しておくべきでしょう。 結局は、上場子会社にはこのようなリスクがあるので株価が上がらないのかもしれません。 配当が多くて株価が上がらない→高い配当利回りとなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.11.28 22:14:09
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