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カテゴリ:個別銘柄
同社については成長期待で保有していますが、株式分割の投機狙いで買い増しました。
株式分割とは文字通り株を分割することなのですが、同社の場合は8月末で1:2の株式分割を行いました。 これは1株だったものが2株になるということですが、当然のことながら理論的に株価は半分になりますので分割だけで儲かるわけではありません。 ただ、分割によって新しい株式が発行されるのが、分割した日の50日後ごろになるので、この期間に需給の乱れが生じることがあります。 セオリーの分割スケジュールと株価の推移は以下の通りです。 8月25日(分割の権利付最終日)-株価130万円 8月26日(分割落ち)-株価は一時74万円を超えるが、終値は66.6万円(前日の終値を2で割ると65万ですから、事実上値上がりしています) 9月7日ー月次が悪かった(5ヶ月ぶりの既存店前年割れ)ことを受けて56.8万円まで売られる 10月20日(株式発行日)-この日に新しい株式が発行される 私の投資行動は以下の通りです。 ・6月の上場直後に買い ・8月の分割落ち直前に買いー上記の通り新株が発行されるのは10月であり、市場で売られる株は事実上半分になりますので、供給が半分になれば株価は上がるのでは?という予想をしました(今のところ失敗です) ・月次発表ー同社の場合は国内店の月次を発表しているのですが、連結に占める割合は約4割なので全社的な悪化とは言い切れません。ただ国内部門が悪化していることは事実ですので強気にはなれません。従って買い増しも投げ売りもせずにそのままです。 このような分割投機狙いは1:2ではあまり有効ではなく、例えば1:10では供給が10分の1になるので投機化する可能性が高いということになります。 これを悪用して株価操作まがいのことをしたのがライブドア、インボイスなどの100分割です。なお現在は東証が事実上大幅分割に規制をかけており、株価500万円のブロードバンドタワー(3776)も東証の言いつけを守って5分割にしています。 投資はご自身のご判断でお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.11 13:20:47
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