成長株の売買方法ー複数単位買うことの重要性
特に成長株投資においては、複数単位買うことが重要と考えています。株式を市場で取引する際の1単位の株式数は、銘柄によって異なります。1株、100株、1,000株を単位とする会社が多いです。例えば株価が1,000円で単位が100株だと10万円で買えるのですが、単位が1,000株だと100万円必要ということになります。個人投資家の場合は資金に限度がありますので、複数単位買うためには1単位あたりの金額が小さいものを選ぶことが重要に思います。私は丸三証券を使っているので1日の取引20万円までは手数料無料です。現在保有している成長株でも、ジャストプランニング(4287、1株単位で株価18万円)、エー・アンド・デイ(7745、100株単位で株価1,600円)などは、1日1単位ずつ買い増しができて手数料も無料ということで、私にとって取引しやすい銘柄です。先日紹介したリンク・セオリー・ホールディングス(3373、1株単位で株価100万円)も成長株と考えられますが、私にとって複数単位買うには金額が大き過ぎます。株式投資では、特に成長株投資においては売り方が非常に難しく、かつ投資成績に直結します。私も投資を始めた頃、1.5倍になった株を喜んで売ったらさらに2倍になったり、株価が下がってきたので不安になって売ったらその後数倍になったり、損したような気分になった(実際に損はしていないのですが)ことが多くありました。そのとき痛感したのがやはりある程度の資金量で複数単位買い、少しずつ売買しながら中長期保有するというのが投資成績にも精神衛生にもプラスになるということです。