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今日のフィギュアスケートの男子シングルフリー、町田選手の演技からLIVEで見続けました。
ショート11位から5位入賞を果たした町田樹さん、おめでとうございます。 最後まであきらめずに滑りきったあなたの演技は、不死鳥のように力強く羽ばたく飛翔をみせてもらいました。ありがとうございました。 次に、6位に入賞した高橋大輔さん、おめでとうございます。 前大会の銅メダリストとしてのプレッシャーに加え、度重なる怪我や不本意な騒動に巻き込まれた混乱を乗り越えて、笑顔で滑っていたあなたの演技には今日どの選手よりも惹きつけられました。 長い間日本のトップアスリートとして、フィギュアスケートの魅力を私たちに伝え続けてくださって、本当にありがとうございました。 そして、史上2番目に若い金メダリストとなった羽生結弦さん、本当におめでとうございます!! 「昔は僕が彼のヒーローだったのかもしれないが、今は彼が僕のヒーローだ」 昨日ショートプログラム演技直前で無念にも棄権したロシアのプルシェンコ選手がインタビューで羽生選手におくったこの言葉を、羽生選手はどんな思いで受け止めて演技をしたのでしょうか? 個人戦での対決を望んでいたのは彼らだけではなく、多くのフィギュアファンの夢でしたよね。 でも、今日羽生選手はプルシェンコ選手だけではなく、私たち日本人をはじめ世界中の人が認める本当のヒーローとなりましたね。 「オリンピックは何が起こるかわらからない。 中略 これが人生というもの」 3度のオリンピックで金メダルを手にできなかったロシアのイリーナ・スルツカヤ選手が語った言葉ですが、この言葉を彷彿させるかのごとく、あの絶対王者であるカナダのパトリック・チャン選手をはじめ、今日の男子フリーでは多くの選手がミスを続出する演技となりました。 その中でも羽生選手が金メダルを獲得したのは、昨日のショートが本当に素晴らしかったからですよね。 しかも、羽生選手は団体で滑った自身のショートの点数よりも高い演技を披露しました。 団体と個人両方に出場することは不利だと考える方もいらっしゃいますが、羽生選手自身は、両方同時開催となるこのソチオリンピックに自分は初めて出場するのだから、それが当然のことだと思って臨んでいたと競技後の解説で聞きました。 東日本大震災で被災し、一時フィギュアを断念することも考えた羽生選手が、大勢の方の支えに感謝しながら夢を追いかけたポジティブシンキングが金メダルを引き寄せたのかなと私は感じました。 順位発表のフラワーセレモニーの前に、パトリック・チャン選手が羽生選手に話しかけ二人が笑顔で会話していた映像はとてもほほえましかったです。 国境を越えたスポーツの祭典であるオリンピックの良さを見せていただきました。 プルシェンコ選手は順位確定後15分も立たないうちに、メダリスト3人宛てにおめでとう!と祝福ツイートをしたそうですね。しかも羽生選手を「天才」と評したとか。 ロシアに団体金メダルをもたらし、4大会連続のメダリストとなったプルシェンコ選手、「皇帝」の称号にふさわしい演技を私たちに長年見せてくれて、ありがとうございました。体を治してプロのスケーターに復帰することを祈っています。 一方、インタビューでは自分の演技に「くやしい」と言っていた羽生選手は、「金メダルを取った自分が被災した方々に感謝の気持ちとして何か御礼ができれば」と話されていましたね。 羽生選手は今日東北の方々の勇気と希望を見せてくれたと思いますし、さらにフィギュアスケートをしている方々だけではなく東京オリンピックにむけて精進されている多くのアスリートの方々にも夢と希望を与えてくれたと思います。 羽生結弦さん、これからも今までのように自分のさらなる高みを目指して歩むあなたを同じ年齢・学年の長女と一緒に家族で応援し続けます。 そして、世界のトップ6に日本人選手が3名も入賞した喜びを与えていただいて、選手の皆さん本当にありがとうございました。エキシビションとても楽しみにしています。 そして、次は、女子シングルですね。 今季で引退される浅田真央さん、鈴木明子さん、そして羽生選手と同じ年齢の村上佳菜子さんの演技に声援を送り続けたいと思います。 <オリンピックに関連した過去のブログ> ・トリノ男子シングルフリーの感想を書いた2006年2月17日のブログ ・トリノ女子シングルフリーの感想を書いた2006年2月24日のブログ ・荒川静香さんが出演された「BISTRO SMAP」の感想を書いた2006年3月14日のブログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月15日 22時35分51秒
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