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カテゴリ:教本・曲集
ピアノを習いに来た、新しい生徒さん。
小学校低学年くらいまでなら 基本、バスティンのピアノ・パーティーを使う私ですが これ、向き・不向きはあります。 鍵盤のどこにドがあるかも知らない、 楽譜なんて見たことない。 何も知らないけれど、ピアノ習ってみたいという チャレンジ精神旺盛なタイプ 引っ込み思案でもコツコツやるタイプ こういう生徒さんなら、迷わずパーティーを使いますが 一度にたくさんの事を覚えるのが苦手なタイプ 応用が苦手なタイプ 声を出して歌ったり、リズム打ちなど 身体を動かすことが嫌いなタイプ 『黒鍵をグーやパーで弾くなんて、そんな子供っぽいこと』 と パーティーのやり方を敬遠するタイプ。 (口に出さなくても、親御さんがそういう気持ちでいると 子供さんにも伝わってやらなくなります) こちらは、向いていないというか、のりが悪くなる。 この場合は、一定の場所(例えば中央のド)から 「ド・レ」「シドレ」「ラシドレミ」…などと 少しずつ使う音を増やしていくやり方の本でレッスンします。 (『オルガン・ピアノの本』などですね。) 問題は、どちらのタイプなのか 最初のレッスンで判断できない生徒さんもいることです。 初めて教室に来た時は すごく積極的だったのに いざレッスンが始まってみたら かなりしり込みするタイプだったとか、ありますし。 使いやすい、いい本であっても その生徒さんには向いていない、と感じたら。 その本をサブテキストと割り切り 新たにメインテキストとなる本を足してレッスンを進める 思い切って、違う本に切り替える 本を切り替える場合、 タイミングは 早いほどいいようです。 ピアノ・パーティーシリーズA~D(東音) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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