|
カテゴリ:教本・曲集
大人で初めてピアノを習う生徒さんに しばしば使うテキストで 「ピーターラビット ピアノの本」(北村智恵著/全音楽譜) という曲集があります。 その名の通り、 『ピーターラビットのおはなし』の名場面のイラストが 一曲一曲に載っており それにあわせて北村智恵さんが作曲した小曲や、 イギリスの民謡を編曲したものが入っています。 イラストが、子どもっぽ過ぎないで 大人が持っていても、恥ずかしく感じないこと 曲も、絵本の世界をイメージしているので やさしくても、きれいな作品が多く (知っている曲とはいえ、もういい大人なのに 『ちょうちょ』とか『チューリップ』は やはり抵抗がある、ということですね) 表情・音色を考えて弾けるという点で 使った大人の生徒さんには、好評です。 全3巻のシリーズなのですが、 この本でレッスンを始められた生徒さんが もうすぐ3巻終了となりまして 「えー、これで終わりですか?続きがあったらいいのに…」 とおっしゃられました。 続き…もしあったら、いいでしょうね。 そもそも、この本を購入したきっかけが 『イラストの美しさに惹かれて』でしたし 他の導入書ではなかなか無い、楽しい曲が多いです。 もっとも 『角音符』(弦楽器の様に倍音を使う奏法となる)が出てくるわ 「オーバード」というタイトルに 生徒さんから『これ、どういう意味でしょう?』と つっこまれるわで 使用前に、研究が必要な本でもありました。 一応、簡単な解説は載っていますが うちの生徒さんは更に突っ込んで質問してきますから。 (レッスンで、わからない事は、どんどん質問してください。 私も知らない事柄や、度忘れしていた場合は調べてきます。 と宣言しているので) 3月27日(金)京都コンサートホールで 朗読とピアノによるコンサートが催されるそうです。 一般3000円/小学生以下2000円/当日券3500円。 興味のある方は、楽譜を用意して 聴きにいってみられては お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[教本・曲集] カテゴリの最新記事
|