ＭＹ研究所

少し前までは、
子孫を残さんとばかり必死の蚊に悩まされましたが
今は、さすがの蚊も　ほとんど飛んでいないようです。

代わりに何故かよく飛んでいるのがカメムシ。
茶色い小さいのではなく、緑の大きいタイプです。

秋の虫、コオロギやイナゴとかならわかるのですが
何故カメムシ
しかも、大阪の中心から離れているとはいえ
緑が全くない、ビルが立ち並ぶ場所でも飛んでくる。

先日、教室のスタッフルームの空いている窓から
カメムシが飛び込んできまして
それを清掃中のスタッフさんが
うっかり掃除機で吸ってしまいました。

　　　　　　　　　　　　　　　
話は変わりますが
以前、アフリカ料理を食べに行った際
アフリカについて、音楽や食生活など調べてみたのです。
そうしたら、
カメムシを食材としている国がありましてね。

いくら蛋白源に困るからといって
あんな臭いモノを食料とするとは
と、田舎が信州の私ですらあきれたのですが
（信州では、蜂の子など虫を食べる食文化があります）

あのカメムシの臭いは、揮発性のものなのですね。
その国では、カメムシを茹でてさらに天日に干す。
手間をかけて、揮発性の臭いを飛ばしてしまうのです。
すると、海老のような実においしい食材となる。
（と、その本の著者は書いていました）

　　　　　　　　
つまり、揮発性の臭いの素をたくわえたカメムシを
モーターで熱くなった掃除機に放り込むとですね
後ろの排気口から、すごい臭いが・・・



後日、音楽教室のスタッフルームに入ったら
いつもは開いている窓が閉まっていました。