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カテゴリ:教室 舞台裏
つい最近、他のクラスから移ってきた生徒さん。 おっとりとした男の子で、引継ぎ書には 「そんなに練習しないし、のんびりしています。」 冬の発表会に向けて、曲を準備する時期ですが 移動前に、曲を決めていなかったので これから決めねばなりません。 さて、去年は何を弾いたのでしょう。 前の先生に伺ってみると 「ちょうど、グレードを受けようとしていたので 自由曲を2曲弾きました。」 なるほど 『発表会で弾いた曲をグレード自由曲の一つに』ではなく 『グレードのための曲を発表会に』ね。 引き継いだ時には、 次に受けるグレードの曲を練習中でしたが またグレードの曲を持っていくのもね、と思います。 【発表会が、グレードテストへの通過地点】 というのも、寂しい。 一応、生徒さん本人に聞いてみます。 せっかく舞台で弾くのだから 短い曲を寄せ集めて弾くのではなく 長くても1曲、弾き応えのある曲を弾いてみない 本人も、長い曲をやってみたいという。 ではでは。 今ののんびりペースでも間に合いそうな小品 ちょっとがんばれば弾ける長めの曲 相当がんばらないと間に合わないかもしれない曲 さあ、どれでいきましょう 彼、1番長くて難しい曲を選びました。 それ、本当にがんばらないと無理だけど、 がんばるの?と確認すると がんばる、と言う。 というわけで、信じることにしました。 だめなら一緒に玉砕しましょう。というのも怖いので 次回ここまで弾いてこられたら、という条件付き。 さあ、どうなる? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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