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カテゴリ:教室 舞台裏
今年に入ってから
初めてピアノを習いにやってきたBちゃん。 小学校低学年のかわいい女の子です。 入会手続きの際、対応したスタッフさんから 「お母さまいわく、 『基本をこつこつやることが嫌いで あれこれ注意されると嫌になっていう事をきかない 褒めるとやる気が出る子』だそうです。」 との情報をいただいておりました。 まあ、こつこつ練習することが好きな子は希少ですし 注意されることを喜ぶ子も、そうはいないし 褒められて嬉しいのは当たり前だし 普通ではないですか? と、様子を見ながら慎重にレッスンしておりました。 レッスンを始めて1ヶ月 Bちゃんは、自分の意思で自分のペースで たくさんではなくとも、練習はしているようですし 力がついてきたら、弾く時間は自然に増えていきそうだと 安心していたのです。 そうしたら 私が教室にいない曜日に 教室へ、お母さまがお越しくださいまして 「○○ちゃん(他のクラスの生徒さん)は、 できていなくてもすぐ丸をもらえるのに Bは1回で合格しなかったので、練習をあまりしなくなった。 そんなにちゃんと弾けなくてもいいので どんどん曲を渡して、適当にレッスンしてもらえないか」 と のたまわれたとか。 『そんなレッスンで、どうやって上達するのでしょうね』 とスタッフさんは怒ってくださいましたが どうにかするのが私達のお仕事です。 翌週 「ちょうど、基本的な力がついてきているので そろそろ いろいろ曲を渡していこうと 思っていたところだったのですよ。」 と、お母さまにお話し いつものレッスン。 ええ、【適当なレッスン】はいたしません。 特に最初の大切な時期には絶対に。 Bちゃんは、翌週しっかり弾いてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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