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カテゴリ:教室 舞台裏
冬の発表会シーズンが終わりました。 最終日は大人の部だったのですが 大人の方の本番って読めないです。 いつもなら弾けているところが 本番、思わぬところでミス ということは、よくある事なのですが それでも、子どもさんの場合は 「この辺が危ない」とか 「ここで忘れるかもしれない」と だいたい『やってしまいそうなこと』が読めますし そういう場合、どこから演奏をやり直せばいいか とか いざとなったら、そこを飛ばして先へ進んだらいい とか 対策を立てておくことで 「やらかしてしまっても何とか自分で対応」できるのですね。 年長者の方の場合。 子どもさんに比べると、それなりお忙しい。 練習時間がゆっくり取れませんから、暗譜も不安。 しかし、妙に『完璧主義』なところがありまして 習って間もない方ほど 『曲は弾き始めたら、最後まで通して弾かなければ』 つまり、演奏途中でつっかえた、次の音を忘れたという時 どうしてもそこが弾けてからでないと先へ進まれないのです。 鍵盤のあちらこちらを ここでもない、弾いて探る方 少し前どころか冒頭からきっちり弾き直して そして再びそこで壁に当たる方 よく似たフレーズAとBの部分で 右手はBを弾き、左手はAを弾いていることに気付かず 迷宮に入ってしまわれる方 本番の舞台の上で立ち往生してしまった場合 フォローに行くべきか ご自分で立ち直って進んでくださるのを待つか いつも悩みどころです。 誰でも舞台に上がれば、 一度や二度は失敗することもあるわけで 今回思うように弾けなかった方も また来年舞台に上がっていただけたらなあと思います。 音楽は楽しまなければ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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