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カテゴリ:教本・曲集
そろそろ
『発表会の準備』を始めなければならない時期となりました。 何でも弾ける生徒さんだと困りませんが まだまだ初級の 読譜もテクニックも発展途上の生徒さんには 1.ある程度の長さがあって、聴き栄えし 2.なおかつ 今の力で弾ける曲 を探さねばなりません。 しかし、作品も限定されてくるので 『発表会での定番』としてよく聴く曲が候補になり 自分の担当する生徒さんの中でもかぶらないように と気をつけても、他の先生のところの生徒さんとかぶるかも (発表会は教室全体合同で行うため) という心配が出てくるのですね。悩ましい。 それはさておき 初級の生徒さんによく演奏される作品に グルリットの曲があります。 その中で「おまつり」という曲があるのですが これが、本によって 微妙に違うのです。 全音から出ているグルリットの作品集 ドレミ出版から出ている曲集 メロディ・伴奏・長さが それぞれ ちょっとずつ、違うのです。 何故? タイトルも 【おまつり】だったり【縁日】だったり。 昔、私が教室に通い始めた頃 親が買ってくれたらしい 『ピアノレクリエーション』という本では 【はくらんかい】となっておりました。 ずいぶんイメージが変わりますよね? 「おまつり」「縁日」だと和風な感じがするのですが 今の時代の生徒さんには どんなイメージになるのかな? と 不思議な気がします。 ちなみに 今 『ピアノ・レクリエーション』は絶版となっているようで 検索してみると 中古品が出品されているのみ。 あの懐かしい本、もう買えないのだなあ と 思いつつ 近所の楽譜売り場に行きましたら なんと ありました。 嬉しくなって つい買ってしまいました。 それにしても、よくぞ残っていたものです。 お店の方も 「これが最後の1冊ですねー」 と。 今、この本を見て 覚えてる、という方 いらっしゃるかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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