|
カテゴリ:レッスン風景
秋になりました。
10月、季節で秋といっても 例年は まだ暑い日が時々あり 少なくとも「寒い」などとは思わないのですが 今年は 妙にメリハリあるというか既に朝夕が寒いです。 音楽教室としては 秋のコンクールシーズンである一方 年を越して冬にある発表会の参加者人数を確認し そろそろ曲を決め始める時期。 生徒さんが曲を選べない場合 (曲を知らない・あるいは選択の余地があまりない) 担当の私達講師が こんな曲はどう?と 候補をいくつか挙げて選んでもらうか これを弾きましょうね、と同意を得て決めますが ある程度自力で選べそうな生徒さんには 自由に選んでもらおうかな、と 「何が弾きたい?」と聞いてみました。 以前ドビュッシーの「月の光」(ベルガマスク組曲の一曲)を弾いた生徒さんは あの曲のタイプがいい、とイメージで希望。 同じドビュッシーで響きの雰囲気が似ている曲か 違う作曲家の作品で 似ている曲にするか思案中です。 感性豊かなHくんに、どんな曲がいい?と聞いてみると 「えーっと、悲しくない感じの曲」 短調じゃなくて長調の曲がいいってこと? 「短調でも 悲しくない感じの曲もあるじゃないですか。 短調がだめっていうわけではないです」 曖昧なようで主張がはっきりしております。 こんなのは?とサンプルに選んだ曲を聞いてもらうと 「どれも嫌じゃないけど 何か違う」 結局、自力で探してくる、という事に。 自由にしていいよ、というと ポピュラーを選ぶ生徒さんもいらっしゃいまして ディズニーやジブリ映画の曲を希望する生徒さんが結構多い。 そんな中 今年に限って妙に多かったのが 「お笑い芸人さんのネタのバックにかけられているテーマ曲」 『ブルゾンちえみのバックにかかっている曲』 と言われた時には 何事かと思いましたが YouTubeで芸ごと曲を聞きまして あ、なかなか格好いい。 と感心したりしております。 もっとも お笑いのバックにかかって人気が出たためか 保護者(お母さま)から 『恥ずかしいからやめなさい』と却下され 変更されることになりました。残念です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|