|
更年期障害のひとつに「自律神経失調症」というのがある
ここ2カ月あまり 突然涙があふれることが多かった 「昨日はこの距離20分で歩けたのに、今日は倍も時間がかかった」 と言っては泣き 「お醤油を入れ忘れた」 と言っては泣く 普段だったら、どおってことないと思うのだけど 気持ちがふさぐと 箸が転んでも泣きたくなる^^ 更年期障害とは、箸が転んでも泣きたくなるお年頃!! 箸が転んでもおかしい年頃が懐かしいなぁ 夫君には「更年期障害が本格化したらしく、突然泣き出すことあるよ」と 事前に伝えていた 突然泣き出してびっくりさせないためと、「泣く」ということが恥ずかしくて、自己防衛というか、恥ずかしさを病気のせいにしてしまおうという一種 邪まな気持ちがあったのだと思う。 今思うと不安障害だったのかもしれない。 というのは 一通のメールが届いてから どうも精神がうまくコントロールできなくなっていたから でも、その精神状態をメールのせいにしたくはなかったし してはいけない と 強く思っていた メール内容は「来月、手術することになったよ」 差出人は娘 寝耳に水 慌てて娘に電話するも、電話に出ない 『手術費用100万円振り込んで』と、続いてメールが届けばオレオレ詐欺だったなぁ と、無事手術が終わった今、ふと脳裏にそんな事が浮かぶ そんな事を思えるなんて 心に余裕が出来てきたのだろう 遠く離れて暮らす娘は障害がある 障がい者枠雇用で賃金は安いけれど、そのお金で生計を立てている 「大人だからやっていくしかない」とあっけらんと口にする やっと電話が繋がり 町医者に掛かっていたのだけれど、腫瘍マーカーのひとつの数値が上がり がん治療で有名な病院を紹介されたというのだ。腫瘍を取り除くための手術日はすぐ決まったけれど、手術日は一か月以上先 私が 一か月も先になることに不安を感じているのを知ると 「部長先生に執刀してもらえるよ」と病院と執刀医のアドレスを送って来た 先日 その手術も無事終わり、昨日組織検査結果が出た。良性だった。 二か月間 自分ではどうすることもできない大きな不安が付きまとっていた 娘の方が大変なのに オロオロとするばかりだった ダメ母に 娘は「お母さん、同じこと繰り返しているよ。一度調べてもらった方が良いよ」とか 「自分の身体早く治して、私は大丈夫だから」と繰り返した なんとも不甲斐ない親である 大きな胸のつかえが一つ取れて 自分の状態を少しは冷静に見られるようになり、昨日のブログとなった。 自律神経失調症だったのか不安症だったのか、はたまた違うものなのか 素人の私には知る由もないけれど 「不安」がひとつ減るたびに更年期障害も ひとつ、またひとつ と 楽になるように感じている この時期、気持ちの切り替えが上手に出来ず 医者にかかるのも億劫 けれど もし身体の不調を少しでも感じたならば、 まずは、医療機関に受診 「悪い病気ではないか?」という 不安要因を一つひとつ減らしていくことで 気持ちが 楽になっていくように感じた。 もちろん、家族の支えが一番の薬であり、感謝している。 今は甘えることが多いけれど、元気になることが家族への恩返しの一歩と思い一日を過ごしている。 こうしてブログに綴ることで、多くの方々の優しさにふれ、ブロ友さんのブログ先に訪問させていただくことで、癒しを頂いている。本当にありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.27 11:47:09
[更年期障害と認知症症候群がWでやって来た!?] カテゴリの最新記事
|