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2008年12月22日
カテゴリ：朝ドラ「だんだん」
2002年6月になり、めぐみ・のぞみの大阪での新生活がスタートしました。 シジミジルの４人は、サリーミュージック大阪支社へ行き、竹中部長に会いました。 勿論、石橋さんもいます。 竹中「君らはまだ育成期間や。 レコーディングの面倒はみる。 その代わり、後は自分で自分の面倒をみるんや。 メジャーデビューできるかどうかは、君ら次第や」
そして、これからのシジミジルのことについて、石橋さんから戦略が発表されました。 「君達はこれから決して、人前で歌ってはいけない。 そして、今後、シジミジルとは名乗らない。 君達のグループ名は、ＳＪ。 ＳＪという謎のグループとして活動してもらう。 君達は、決して人前に姿を現さない。 勿論、君達が双子だということも秘密だ。 君達の唯一の情報は、歌声だけ。 つまり、まず、観客は、君達の曲だけを知る。 それも、ラジオを通してのみ、聴くことができる。 観客は、ラジオの向こうにいるリスナーだ。 リスナー達は、曲しか情報がない。 君らの曲を聴けば、どんな人が歌っているのか、知りたくなる。 もっと聴きたい。もっと知りたいという欲求が頂点に達した時、初めて、君達がライブで姿をあらわにする。 ライブこそ双子の魅力を最大限に爆発させることができるんだ。 今の時代、機械で声をハモらせるのは簡単だ。 でも、生で、同じ声をハモらせるのは、普通のユニットではできない」
最初に、グループと言っていたので、石橋さん、ユニットという言葉を知らないのかと思いましたが、最後に、ユニットと出てきましたね。 年の多い視聴者にも判るように、気を遣っているのでしょうか？ それに、石橋さんの作戦の古いこと！ 昔のフォークやニューミュージックの人達の売り出し方みたい。 ユーミンとか、中島みゆきとか、井上陽水とか・・・ あの時代は、顔を出さずに、ラジオだけというのが多かったですね。 今、ラジオを聴く人がどれだけいるでしょう。 車を運転する人くらいじゃないかしら？ 大手事務所なんだから、ラジオなんて、せこいこと、言わずに、 ＣＭソングとか、ドラマの主題歌とか、いろいろ売り出せそうなのに。。。 お金をかけてもらえないんですね。 それだけ、期待されてないってことかしら？ それとも、ただ、石橋さんのセンスが古いってこと？ デビュー曲だって、オリジナル曲じゃなくて、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」だし・・・ つくづく、安上がりですね・・・
初ライブの予定は、半年後の大晦日だそうです。 ＮＨＫで、大晦日というと、カウントダウン・ライブではなくて、紅白歌合戦ですね。 でも、さすがに、紅白とは言いませんでした。 ライブとなると、数曲、レパートリーが必要ですね。 半年で大丈夫でしょうか？
のぞみは、デビューか決まったお祝いに、沢山、食べ物を買ってきました。 皆、スーパーで買った物みたいで、まずそう・・・ 本当に、大阪の商店街で買った物？ こんな物に、15000円もかけるんだったら、ファミレスで温かい作りたての料理を食べた方がいいよ！ 大体、あれ、全部で、15000円もするとは思えないです。 値段の書いてあるものだけ金額を合計しましたが、6982円でした。 伊勢海老グラタン1500円×2個、刺身盛り合わせ1000円、唐揚げ638円、 ローストビーフ498円、皮付きポテト638円、サーモンマリネ500円、天ぷら708円。 あと、金額の書いてなかったものは、サラダとケーキ2個と特上すし。 ケーキも、スーパーらしき入れ物だったので、せいぜい300円位でしょう！ ケーキ屋さんの箱じゃないものね。 サラダが200円として、300×2＋200＝800 6982＋800＝7782円 15000-7782＝7218円 あの特上すしが7000円以上するでしょうか？ ちゃんとしたすし屋ならわかるけど、容器、お持ち帰りすしみたいに安っぽいもの。
失礼。 くだらないことに、拘ってしまいました。 そんなことより、手作りの料理が一つもないのが淋しいです。 引越し早々で大変だと思うけど、 せめて、嘉子さんが教えてくれたシジミ汁くらい作って欲しかったです。
なんだか、のぞみの様子を見ていると、松江で暮らした雰囲気が全然ないんですよね。 祇園から、いきなりここに来たなら判るけど、松江で数ヶ月間、暮らしたのだから、祇園の金銭感覚っていうのはちょっと・・・ 松江で、折角、いろいろ嘉子さんが教えてくれてたのに・・・ あんなに仲が良さそうだったのに・・・
のぞみの「一流のアーティストを目指すんやさかい、一流の物を食べなあかん」 というセリフもヘン。 本当にそうなら、ちゃんとしたレストランに食べに行くでしょう。 セリフが浮いてるよ！
めぐみは、まだ琥珀苑、辞めないようです。 生活費が苦しくなったので、ボランティアをバイトに変えてもらうなんて言ってたけど、そんなに都合良くいくものかしら？
久乃さんは、めぐみの下宿代として、松江の両親が送ってくれていたお金を、そのまま貯めておいてくれたそうです。 それを２人はもらったので、当面は、のぞみが働かなくてもなんとかなると言っていました。 のぞみは、松江でもバイト、いろいろ探してたんだから、今更、バイトがイヤとは言わないでしょう。
とにかく、新生活になっても、のぞみの嬉しそうな様子とは裏腹に、 イマイチ、ドラマに納得できない私でした。
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