|
カテゴリ:’11秋ドラマ
「ライフライン」 第4話の視聴率は、前回の15.0%より上がって、17.0%でした。 『相棒ten』は、切ない話が多いですね。 今回の事件も、とても切ないお話でした。 実際に、運送業はとても苦しい業界だそうですが、闇金にまで借金するようになる前に、倒産させた方がいいですよね(汗) 社員の事とか、取引先の事とか考えて、いい人過ぎると、却って、倒産のきっかけを失って、泥沼になってしまうのかもしれませんね(汗) 「帯川運送」の社長・帯川(林和義)さんが何者かに殺害されました。 会社の経営に行き詰まっていた帯川さんは、あちこちに借金のある多重債務者でした。 財務捜査官という物があるそうで、捜査2課だそうですが、今、2課は多忙なので、右京さんが内村部長にこの被害者の財務分析を頼まれました。 内村「おまえは、財務分析だけすればいい。 捜査に余計な口を挟むな」 と、右京さんに言いましたが、おとなしく財務分析だけで終わる右京さんじゃないですね(^^) 案の定、捜査1課の捜査に平行して、右京さんは神戸君と勝手に捜査しました。 3年前から社長を含めて、社員の給料分が全て赤字。 帳簿上、借金は1000万近くで、日に日に増えている。 2年前から売り上げより借り入れの方が上回っている。 との右京さんの分析でした。 そして、「緊急互助会」という謎の所から借り入れが・・・ 年率1000%で、契約書類がないので、闇金のようでした。 この闇金を捜しました。 でも、緊急互助会は闇金ではなく、同業者で運転資金を融通しあう会でした。 「我々にとって、運転資金は生命線ですから」と、緊急互助会の副会長・青木(青山勝)さんが言いました。 帯川さんが緊急互助会と帳簿に書いていたのは、実際は別の闇金で、それを見つけて、右京さん達は摘発しました。
帯川さんは、死亡時に3000万出る保険金に入っていました。 でも、自殺だと出ません。 捜査1課は、保険金目当てで、帯川の妻の郁美(立原麻衣)を疑いました。 でも、右京さん達は、犯人は別だと思いました。 娘の美咲ちゃんは、右京さん達が味方だと知って、いろいろ協力しました。 美咲ちゃんは、父が自殺ではなく、殺されたと聞いて、少しほっとしたそうです。 以前から、自殺しそうな感じがしていたので、そうでなくて良かったと。 私は、冷たい娘だと自分を責めていました。
でも、自殺でなくて殺害で良かったというのは、先週もそうでしたね(^^;) 2週続けてというのは、ちょっとタイミングが悪かったような気がします。 結局、苦しかったのは、帯川運送だけではなくて、同業者の他社も苦しい所だらけで・・・ 犯人は、「緊急互助会」の副会長で、「青木配送センター」の社長の青木さんでした。 帯川さんから仕事を回して貰って、これでうちもなんとか乗り切れると喜んだのに、帯川さんから殺してくれと頼まれて・・・ すぐに、帯川さん、無理だと諦めたようだったので、青木さん、そのまま、帰れば良かったのに・・・ つい、自分を見ているようで、切なくなってしまったそうです。 青木「ラクにしてやりたかった」 自殺だと保険金が出ない。殺してくれと頼まれて、カッターで刺して殺してしまったのでした。 でも、そのカッターの先が折れて、その破片が彼のポケットに入り、更に、それが運んだ荷物の中に落ちて、混じってしまったそうです。 これ、ちょっと、できすぎのような気がしてしまいました(汗) カッター、刺したままで逃げたのに、先端の破片が青木さんのポケットに入るなんて(^^;) カッターを抜いて、指紋を拭いたのは、帯川さん本人でしたが・・・ その刃の破片が運んだ荷物から見つかって、結局、運ぶ仕事は、帯川運送を辞めた社員が勤めた会社の方に回って、彼が運ぶ事になったそうです。 狭い世間のお話でした(^^;) ただ、この業界の苦しさ、切なさは、よく表現していたと思います。 「我々にとって、運転資金は生命線ですから」 それが今回の副題「ライフライン」という事だったのでしょう。 運転資金に苦しんで起きてしまった、自殺幇助のような殺人事件でした。
最後に、神戸君が「花の里」に右京さんを誘いました。 右京「おや? 言ってませんでしたかね。 花の里はもう辞めちゃったんですよ」 神戸「え? えぇ~?!」と驚く。 神戸「どうして辞めちゃったんですか?」 右京「とても一言では説明できません。 ま、君の好きなナポリタンでも食べながら、ゆっくりお話する事としましょう」 私も、辞めた理由、詳しく知りたいです(^^;) 今回は、この会話に救われました♪(^^)
来週は、東京ビッグシティマラソン事件で知り合った守村やよい(本仮屋ユイカ)さんが登場♪ 映画のキャラですね♪(^^) 切なくない話でありますように・・・
【第4話粗筋】 (公式HPより) 「帯川運送」の社長・帯川(林和義)が何者かに殺害された。会社の経営に行き詰まっていた帯川にはあちこちに借金のある多重債務者だった。 伊丹(川原和久)ら捜査一課は、借金の連帯保証人になっていた妻の郁美(立原麻衣)が、夫の保険金目当てで殺害したのでは、と疑惑を抱くが...。 一方、右京(水谷豊)と尊(及川光博)は帯川の携帯に残されていた、新潟行きの小包の写真を調べ始める。 帯川の借入先の1つ、「緊急互助会」が、無利子で金を貸し出す同業者の組織だったことがわかり、さらに新潟行きの小包を配送する仕事が「緊急互助会」の副会長・青木(青山勝)の会社「青木配送センター」に回されていたことが明らかになる。金に困っていた帯川がなぜ人に仕事を譲ってまわしたのか...? ゲスト:林和義 青山勝 立原麻衣 中沢青六 脚本:櫻井武晴 監督:近藤俊明
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1話]19.7% [第2話]17.4% [第3話]15.0% [第4話]17.0%
楽天には、TBをかけられないので、ミラーブログ『ショコラの日記帳・別館』へお願いします。 <トラックバックURL> http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/574086/53220540
できましたら、応援クリックよろしくお願いします♪(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[’11秋ドラマ] カテゴリの最新記事
|