【相棒season11】第5話感想と視聴率「ID」
(『相棒Eleven』 第5話)「ID」来週(11/14(水))は、サッカーW杯最終予選放送のため、相棒はお休みです。「相棒11」の撮影は、もう年内の最終話を撮影しているそうです。(スタッフブログより)勿論、来年3月まで放送は続きます。 第5話の視聴率は、前回の15.0%より少し上がって、15.4%でした。面白かったし、社会派ドラマだったので、もう少し上がるかと思ったのですが・・・(汗)戸籍を売ってしまうって、時々、ニュースの特集で聞いた事がありますが、一度、売ってしまうと取り戻すの大変なんですね(汗)今回は、どちらが本物の滝波正輝かが主な話でした。月本幸子が言ったように、自分が自分である事を証明するって、本当に難しいですね。幸子が、「番号をつけられるのはもうこりごり」と言ったのは、「ついてない女」「つきすぎた女」等を知っている人でないと分からないでしょう(^^;)以前、刑務所に入っていて、番号で呼ばれていました(^^;) 今回、話がちょっと複雑だったので、整理してみます。まず、事件は出てきた順に、大小合わせて3つ。1、宝石強盗事件2、階段から突き落とされた事件3、宝石店の警備員が殺害された事件 これらに、滝波正輝が関連していました。でも、滝波正輝と名乗る男は2人。階段から転落し、滝波正輝名義のパスポートを持っていた男(加藤晴彦)と、目黒区のマンションで女と同棲していた男です。どちらが本物の滝波か?加藤晴彦さんは偽物かと思われましたが、こちらが本物でした(^^;) それにしても、(1)の宝石強盗事件、パソコンで宝石強盗事件の防犯カメラの映像を検証しただけで、内部の犯行と分かってしまう右京さん、いつも通り、すごいですね(^^;)カイトが交番勤務所だった時に懐かれてしまった女子高生達から連絡があり、カイトの昔の勤務の様子を知りたいと、右京さんも一緒に行く事に。(2)の階段から男が突き落とされたのを目撃した女子高生達が救急車を呼んで、刑事に誰かに突き落とされたと言いましたが、信じて貰えなくて、カイトに連絡。カイトと右京は、病院にいた被害者の滝波正輝に会いに行きました。滝波は自分で足を滑らせたと言い、落とされた事を否定。仕事はシステムエンジニアだと言いましたが、腕時計の日焼けの跡がくっきりとあり、仕事も嘘っぽく・・・怪我は大した事がなかったので、すぐに退院。右京さんは家まで送って行くと言いました。そこで、エレベーターの前で別れましたが、怪しそうだったので、引き返して、アパートの部屋の前まで追いました。すると、滝波が部屋に入らず前にいて・・・どう見てもヘンですね(^^;)でも、部屋の鍵はここにあると、彼は、メーターの扉の中から鍵を出し、入ろうとしたら、女性が来て、誰だと驚いて・・・彼女は冨田明美で、滝波を知らないようです。でも、滝波は籍は入れてないけれど、妻だと言い、喧嘩をしていたからと言い訳しました。丁度、同棲相手が帰って来たり、宝石強盗事件とたまたまカイトが女子高生達に呼び出された階段転落事件が繋がっていたり、ここまで偶然が多かったです(^^;)「逆に・・・」、確かに、最近、使う人が多いかもしれませんが、私は使えません(^^;) 3つの事件の真相は、(1)偽の滝波(本名、矢島安彦)と、宝石店の警備員の増田が共犯で、増田が盗んだ宝石を滝波宛てのゆうパックの袋にすぐに入れて、煙で逃げる時、店を出てすぐ、投函。封をするのに少し時間がかかりそうな気もするのですが(^^;)近所にポストがあって良かったですね(^^;)でも、盗聴器でその計画を知っていた本物の滝波が、それを横取りする計画を立て、偽の滝波を増田からの連絡のふりをして大阪のホテルに受取場所を変えたと連絡して大阪に行かせ、その隙に、宅配の再配達の紙を郵便局に持って行って、宝石の入った宅配を受取。偽の滝波は、増田が裏切って、宝石を独り占めしたと勘違いして、増田を殺害。それが(3)の殺害事件です。殺人と強盗の罪で、イタミン達が最後に偽の滝波(本名:矢島安彦)を捕まえました。 その頃、真相を右京さんが本物の滝波に指摘しました。右京「本物の滝波正輝とは、一体誰なのか? ええ。あなたこそが本物の滝波正輝だったんですね。 滝波正輝名義の口座を調べたところ、この2年間で作られた口座がいずれも詐欺や資金洗浄の不正目的で使われていました。 このような口座を作る人間にはある共通点があります。 それは他の人物の身分を買った人間だという事です。 当然、警察が調べても本人には辿り着けませんからねえ。 あなた、そんな事を繰り返している犯罪者に自分の身分を売ってしまったんじゃありませんか? あなたの事ですからねえ、おそらく、ちょっとした金欲しさに。 しかし、あなたはある事をきっかけに自分の身分を取り戻そうと考えた。違いますか?」カイト「理由は恵美さんだろ?」滝波「あんたら、すごいね」 ようやく、滝波が本当の事を喋りました。 (2)の滝波を階段から突き落とした相手は、就労困難者を支援するNPO法人「もえぎの会」の皆本恵美でした。話がもつれた拍子に、偶然、そうなってしまっただけで、落とすつもりはなく、彼女は滝波の子供を身籠っていました。恵美と知り合ったのは、「もえぎの会」の活動で、恵美が無職で路上にいた滝波に声をかけたのがきっかけ。その後、段々、2人の仲は進展し、恵美が身籠りました。それを聞いて、滝波は、ちゃんと就職したいと思い、昔、売ってしまった戸籍を取り戻そうと思いました。偽の滝波はどうせ悪い事をするだろうから、それを暴けば、身分は戻るだろうと思って盗聴器を仕掛け、探りました・・・それで宝石強盗の計画を知り、横取りできそうだと思ってしまいました(汗)そこが、この男の弱いところですね(^^;)以前、金で躓いたので、金さえあれば今度はうまくやれると思ってしまったそうです。それで、階段の所で、盗聴していたら、恵美が彼の後をつけてきて、何をしているのか、問い詰めて交錯。落ちてしまい、恵美は怖くなって逃げてしまいました。彼は恵美を守るために、階段を踏み外しただけだと答えたのでした。 全てを話した後、滝波は宝石の入った宅配便の袋を右京さんに差し出し、謝りました。右京「自首しますか?」滝波は驚いて、喜びました。自首扱いなら、少し、刑は軽くなるので(^^)右京さんにもそういう優しさがあって良かったです♪(^^)厳格すぎて、融通が利かないのではと危惧していたので(^^;) カイトは恋人の悦子と共に夕食にパスタを作って、「逆に・・・」の会話。特命係は陸の孤島と言われてたのに、逆に、事件を解決していると・・・ 右京さんは、「花の里」で飲みながら、月本幸子と会話。幸子「自分が自分である事を証明するって、本当、難しいんですね。 私なんか、パスポートも運転免許証も持ってないですから、どうしたものか」右京「日本は戸籍という独自のシステムを使い続けていますからね。 他の先進諸国のように生まれた時に番号が与えられるような制度があれば、また違うのかもしれませんが」幸子「国民総番号制?」右京「ええ。そうとも呼ばれてますねえ」幸子「それは・・・やだわあ。番号つけられるのは、もうこりごりですから」右京「これは失礼。そんな事もありましたねえ」 こちらは、大人の会話でした(^^)滝波(加藤晴彦)のキャラは、小ワルで、人間的で、どこか憎めない、いいキャラでした♪(^^)またいつか、再登場してほしいと思います♪(^^) 【視聴率推移と過去レビューリンク】 (視聴率は関東地区)[第1話]19.9% [第2話]17.3% [第3話]16.5% [第4話]15.0%[第5話]15.4% 【第5話あらすじ】 (公式HPより)ある朝、享(成宮寛貴)が出勤すると、鑑識課で米沢と右京(水谷豊)がパソコンで宝石強盗事件の防犯カメラの映像を検証していた。犯人は宝石店のガラスケースの下に時限装置付きの発煙装置を仕掛け、その発煙装置から煙が発生している間に3億円相当のダイヤを持ち去ったという。しかし右京は煙の流れからあることに気づく。 さらに、享は交番勤務のころに知り合った女子高生・樹里(田中美晴)に呼び出された。階段から転落した男(加藤晴彦)を発見し救急車を呼んだのだが、樹里と友人は階段の上にいる不審な人物を目撃していたという。誰かに突き落とされたというのだが、転落した本人は階段を踏み外しただけと証言しているという。扱いに困る享だったが、享に同行した右京はがぜん興味を示し、階段から落ちた男に事情を聞くことに。 この二つの事件が、思わぬ接点から明らかになる!絡み合った糸がほどけたとき、右京と享の前に驚くべき真相が...!ゲスト: 加藤晴彦脚本:ハセベバクシンオー脚本協力:守口悠介監督:田村孝蔵 公式HP・次回あらすじ 楽天はTBをかけられないので、ミラーブログ『ショコラの日記帳・別館』へお願いします。<トラックバックURL>http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/574086/56070966 応援クリック、よろしくお願いします♪(^^) 11/7(水) 5,411HIT(楽天) 6,261HIT(別館)