テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:移住民子供体験談
「♪にんじんさんに 連~れられて 行っちゃった!♪」と歌詞を勘違いして熱唱したため、祖母にいやっというほど笑われてしまったドジ妹Jと同じくドジなアタクシ。
昨日のアンデルセンの「赤い靴」に相次いで、日童謡の「赤い靴」。大好きな是枝裕和監督の映画にも登場する大正時代の童謡だが、とても気になる、謎だらけの歌詞。 由来を親切にまとめてくれてあるサイトがあった。 作詞は野口雨情氏で、作曲は本居長世氏だそうだ。 赤い靴 はいてた 女の子 異人さんに つれられて 行つちやつた 横浜の 埠頭(はとば)から 船に乗つて 異人さんに つれられて 行つちやつた 今では 青い目に なつちやつて 異人さんのお国に ゐるんだらう 赤い靴 見るたび 考へる 異人さんに逢ふたび 考える 「同僚の奥さんが、以前、娘を外国人の宣教師夫妻の養女に出した」という話を野口氏が耳にしたのが、「『赤い靴』の下敷き」になったそうだ。 この歌を教わった頃、疑問だらけだった。なぜこの子は連れ去られてしまうのか?一緒に行きたくて行ったのか?赤い靴を履いていたなんて、裕福そうなのに、なぜ? 孤児だったのなら、なぜもっと身近な家庭に引き取られず、「異人さん」なのか?赤い靴を履いていると誘拐犯にターゲットされるのか? それに、コチラで暮すアタクシは「青い目になっちゃって」どころかイアリングさえはえてこないが...? 「青い目」と言えば、「青い眼の人形」という童謡も同時に教わった。関連していて、同サイトの同じページで取り上げている。 両方とも海をこえ、不安気な生活をすることになった子供の胸に、深い余韻を残した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[移住民子供体験談] カテゴリの最新記事
|
|