浅間山といえば鬼押出です
「鬼押出(おにおしだし)」でしたね!えっ?今日放送の『仮面ライダー響鬼』の舞台ですよ。ドラマの後半で魔化魍が集まった、ゴツゴツした岩が飛び出ていた(溶岩か冷え固まった岩)あの場所のことです。「浅間山」でピンときました。何気なく“鬼”に由来する場所に誘導するなんざぁ、さすが『響鬼』の構成は芸が細かいですね。それに、嬬恋村にも何か因縁を感じます・・・その浅間山の「鬼押出」の由来ですが、天明3年(1783年)の浅間山噴火によって流れ出た溶岩の跡が「火口で鬼があばれ岩を押し出したみたいだ」という当時の人々の印象によるそうです。「鬼押出」とゆうより「ゴジラ押出」って感じですけどね(笑)轟鬼との戦いで童子が「鬼は外だ」と2度も言ったのは「鬼押出」のひっかけだったのではないでしょうか?そうだとしたら、なんてシャレの分かるニクい奴なんでしょう(笑)あれっ?嬬恋村も鬼押出も長野県でしょ?関東圏の鬼の管轄じゃないんじゃあ・・・?それにしても、威吹鬼と轟鬼が並び立つと、鬼とゆうより「風神」「雷神」ですよね。イラスト:きへんにふゆ さんさて、ラストシーンで“謎の男”が2匹の魔化魍を争わせていましたよね。それで再びピンときたことが。これって・・・蠱術(こじゅつ)?だとしたら・・・謎の男は・・・陰陽師?そう思うと謎の男が『帝都物語』の加藤保憲に見えてきましたぁ。あ、嶋田久作って意味じゃないですよ(笑)蠱術とは、サソリ、蛇、ムカデ、蝗などの毒を持つ生き物、あるいは魔力を持つと言われる生き物(魔化魍)を一カ所に集め、共食いさせ、生き残った一番強い念と魔力のものを操り使うこと。または、それを毒として食わせ(蠱毒という)操り、死に至らしめる術のことです。まてよ、蠱術の使いで、あの変わった杖・・・もしや“謎の男”の正体って・・・〈つづく〉☆ ★ ☆好評連載中!ブログ小説ぜひ覗いてみてください!プロトタイプの本棚