職場にて年3回実施している糖尿病教室の修了生の会をご紹介します。通常版の糖尿病教室は月1回3回シリーズで行われ、それを修了された方がリピーターとして参加されている会です。今回の参加者は21名で、そのうち男性が17名。毎回思うのですが、うちの教室の特徴は男性が多いこと。平日に行われるため、60歳以上で自宅にいる方が多いのですが、中には仕事を休んで参加される方もいらっしゃいます。
今回のテーマは「こんなときどうする?」『昼の定食を注文しましたが、全部食べるとカロリーオーバー。そのときあなたなら…』『お盆やお正月に親戚が集まって鉢盛りを囲んでおいしそうに食べています。そんな時どうしますか?』『結婚式でお酒をすすめられたら…』などなど、食事が乱れやすくなるシチュエーションを想定して、グループで話し合い、自分ならどうするか解決策をたてるグループワークです。講義型の形式では講師側が思ったとおりに話が進みますが、参加型になるとそうはいかない…途中「楽しく食べればいいじゃん」的な雰囲気になってきたりして、軌道修正するためにアドリブを入れまくる保健師Hさん。さすがだな~毎回勉強させられます。お昼は『お蕎麦屋さんに行ったつもりでバイキング』お蕎麦屋さんでバイキングはあまりありませんが、麺を自分で取ってもらったり、かき揚げや最近多いおでんをつくって用意して、参加者を誘惑します。中には「蕎麦ば楽しみに来たばいた」とかいいながらかき揚げを取りまくるおじさんも…しかしさすが常連さんたちだけあって、ほとんどの方がきちんとカロリーを考えながら取るところはさすがでした。
修了生の会はこんな感じで毎回テーマを変えています。嬉しいことに某有名病院もうちの教室をすすめてくださっているらしいです。地域の方々の生活に密着した医療を提供していけたらと日々がんばっています。
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最終更新日
2006年09月17日 11時19分16秒
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