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もう満月はすぎてしまいましたが、月の暦と自然界の営みの関係って密接な関係があるって聞いたことがあります。今までは、迷信に近い感覚があったのですが、マクロビ的な陰陽の関係を考えるようになって、俄然興味がわいてきました。
一番よく聞かれるのが、「満月の時に出産する人が多い」ということだと思うんですけど、これは女性の陰性の力である拡散の力が最大限に発揮されやすい環境だといえると思います。そこで、私がHARUを生んだときはどうだったのかなーと思ってこちら暦のページにて検索してみました。すると満月から3日後に陣痛が始まっていたことが判明しました。さらに自分が生まれた日、だんなの生まれた日は共に満月の3日後だったことがわかりました。どうやら統計では、新月時期及び、満月時期には、他の時期に比べて出産が1割増加するとの統計があるようです。(統計では新、満月の1日前と3日後がピーク)また、初産より経産婦のほうがこの傾向が強いとか?面白いですよね~ 先日、有機農業を営むMさんとの立ち話の中で、今でも農家では種まきに旧暦を使う人もいるというお話をお聞きしました。また、「今年は冷夏だ」とか「暖冬だ」などの異常気象についても、旧暦に照らし合わせると当たり前の季節である場合も多いとか… そこで今年について考えてみると、今年は旧暦でいうところのおよそ3年弱に一回の閏月(うるうづき)の年なんですね。これは月名と季節がずれないようにするためのものらしいです。7月が2回ありました。 旧暦で 1・2・3月…春 4・5・6月…夏 7・8・9月…秋 10・11・12月…冬 と考えると、今年は秋が1ヶ月長いことに… ちなみに10月12日は旧暦で8月21日。秋の始まりに「秋雨」という現象がありますが、今年は新暦で7月、8月に入っても雨ばかりが降りつづき、夏野菜が高騰しましたが、この時期は旧暦の秋雨が多い時期と重なるのではないでしょうか??(偶然かな?)今年は新暦で6月26日あたりから来月半ばまで、旧暦では秋になっています。 また、新暦で正月である1月1日は旧暦では11月にあたり、冬真っ只中。年賀状に初春と書いても、「春」なんてイメージからほど遠いのはそのためだったのですね。また、七夕さまも旧暦では6月あたりで、雨が多くて天の川なんて見えなくて当然。本来ならば新暦で8月あたりなので、天気も良い日が続き、天の川も見ることができそうです 季節の行事だけでも、旧暦で祝う習慣は世界各国で残っているのに、日本だけは行事も新暦にあわせて行われるため、なんだかちんぷんかんぷんになってしまっている気がします。 旧暦を意識してみると、違った視点で生活を楽しむことができるかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月13日 05時13分50秒
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