テーマ:農のある暮らし(1199)
カテゴリ:農となかま♪
本日、くまもと有機フェスタのこんにゃくづくりにスタッフとして参加しました。
スタッフといっても昨年一度きり参加しただけで、作り方はうろ覚え・・・Iさん指導の 下、こんにゃくづくりスタート こんにゃくいもはこんな形。子供の頭くらいの大きさ。重さは約1.8kg。 1)こんにゃくいもはまずゆでて、皮を剥き、小さく切る。 2)ミキサーにかけて滑らかにする。昔はミキサーもないから、石臼でぺったんぺったんつ いていたそうです。この時、いもの茹で汁を加えます。大きなたらいを用意しておいて、ミキ サーにかけたものをたらいに広げ、茹で汁を加えながらこねこね。いもの3倍量の茹で汁を3回 くらいにわけて加えていきます。茹で汁が全部入ったら灰汁を加えてさらにこねこね。ゆずの 皮を刻んだものを入れると風味がよくていいですよ~ 灰汁は今回大豆の殻を燃やしてつくったもの。そば殻灰汁が一番固まりやすく、稲藁灰汁で はなかなか固まらないそうです。 ちなみに、一般に売られているこんにゃくは「こんにゃく粉」に水酸化カルシウムを加え固 めたものです。こんにゃく粉は中国からの輸入物がほとんど。こんにゃく芋は関税率が高いた め、粉に加工され輸入されています。 3)弾力が出てきたら、丸めて40分ほどゆでます。今回はこね方がうまくいかず、丸めてゆ でた時にバラバラに崩れるものが多かった・・・。こね方がいのち。 昔の人に、こんにゃくいもから「こんにゃく」を作ってみようと思ったいきさつをぜひ聞き たいものです。1kgが4kgの食べものになるわけですから、おなかも満たされるし、食料 難の折には夢のような加工食品だったのかも!? 灰汁はなかなか入手が難しいので、今度は水酸化カルシウムでも作って見たいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月21日 16時11分38秒
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