テーマ:ホメオパシーについて(193)
カテゴリ:ホメオパシー体験記♪
日曜日に、カモーテかおりんさんや職場の友人と共に、ホメオパシージャパン主催の由井 寅子さんの講演会に出席しました。その中で今回は、「インナーチャイルド」の捉え方について非常に考えさせられるものがありましたので、私なりの感想を書きたいと思います。
インナーチャイルドとは? 「内なる子ども」という意味になりますが、子どもから大人への成長過程で負った心の傷や未解決になっている問題が心の奥底に潜んでいる状態のことで、大人になってから似たような場面に遭遇したとき、幼い頃の自分が突然現れて、パニックを引き起こしたりします。今問題になっている幼児虐待なども、インナーチャイルドが原因ではないかと言われています。 しかし、このような状態は、幼い頃にひどい暴力を受けたなど、特定の人にだけあてはまるものだと思っていた私は、今まで「インナーチャイルドである、そうでない」という認識をしていました。しかし、今回のお話をお聞きして、インナーチャイルドとは大なり小なり誰もが持っていて、「インナーチャイルドを認めて、解決しようとしながら生きているのか、見ないふりをしてふたをしたまま生きているのか」に違いがあるのではないか思いました。 「自分のやりたいようにやるのが自由ではない。怒り、嫉妬、冷酷、残忍さから自由であることが本当の自由だ。人が自分の貪欲を見つめ、なぜ自分が欲張りなのかとその性質や構造を理解するにしたがって、人は貪欲から自由になる。それは無欲になろうと心がけることとは全く別の話だ。」 「自由への教育と大人の権威」の中でもご紹介しているシュタイナー関連本七歳までは夢の中での一節ですが、怒りや冷酷さが自分の行動において生じたとき、相手に対して原因を追究したり、逆に「自分が悪いのだ」と感情をうやむやにして押し込んだりしていると、それがインナーチャイルドになり囚われとなって自由を奪ってしまう。未解決になっている問題が大きいほど、囚われも大きくなってしまいます。 ホメオパシーは、こうした自己の囚われ=インナーチャイルドと向き合い、解決しようと前進する際に、「あなたはこういうことが原因で囚われているのではないですか?」というヒントを与えてくれるのに非常に有効なものであると思います。いわゆる「病気」と呼ばれている状態は「症状」であり、病気の根本原因はなんらかの「囚われ」であるという考え方です。この「囚われ」から開放されることが本当の「治癒」であり、症状だけを抑えていたのでは歪が大きくなり、かえって症状を悪化させてしまっている場合があまりにも多いことに気づかされます。 また、予防接種の問題も非常にインパクトあるお話でした。 この話はまた長くなりそうなので、考えをまとめて別の機会に書きたいと思います。 余談ですが、由井 寅子さんとはご本名だそうです。はじまる前に「寅子さんって芸名?」なんていっていたら、司会のホメオパスさんが「本名です」とご紹介されてびっくり(聞こえていたのだろうか…?) 「寅子さん」という名前のイメージどおり、とてもパワフルで、想像以上に面白い方でした。また機会があればお話をお伺いしたいですね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月17日 05時27分44秒
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