カテゴリ:農となかま♪
土曜日は、久しぶりにいっくんをつれて熊本に里帰りした高校時代からの友人である、ブログ「ごまめのこはごまめ」のごまめさんと共にまたまた伝承館におじゃましました。
ブログを毎日楽しみに見てくれている、職場のChi-さん、さっちゃん、農の師匠であるKさん夫妻にもぜひごまめさんを紹介したかったのです。私たちがブログをはじめていなかったらこんな出会いはなかったであろうと思うと、ご縁とは本当に不思議なものですね。偶然有機農業家のMさんご一家も来てくださっていたこともあり、楽しいひとときを過ごしました。 今回伝承館でみんなで挑戦したかったこと。それは「糸紡ぎ」です。現在看護婦で育児休暇中であるごまめさんですが、彼女は一旦看護婦を休業して京都の染め織りの専門学校に通った経歴を持つお人なのです。収穫した綿をたくさん持っているNaoさんが、「これ、紡ぎ方がわからないけど、ごまめちゃんに教えてもらえないかなー?」というのがきっかけでした。 実際、伝承館には昔ながらの糸車があるのですが、今回ごまめさんが手作り糸紡ぎ道具として持ってきてくれたのはこれ(写真参照)木で作った円盤に割り箸を通してコマ状にしたものです。これにまずは土台となる毛糸(完成した市販品)を巻きつけ、右回りに回転させます。こうしてよれていく毛糸の回転に綿を巻きつけながら木綿糸を紡いでいくわけですが、これがなかなかに難しい…というか、「でもこれってまわし続けると左に戻りたがるから左によれていかない?」などと理屈に囚われてしまいやすい私だけが前に進まず、2時間ほどかけてできたのは30cmほど(写真参照)他の3人は割り箸に巻きがしっかりできあがるほど技を習得していたのでした。 ごまめさんは自宅にマイ機織機まで持っているそうで、紡いだ糸で布地を仕立てることもできるらしい最後に彼女はなんとこの道具と羊毛(もちろん紡いでないやつ)と自分で染色した綿をプレゼントしてくれました。「この糸を紡いだらコースターくらい作れるかもよ!」とみんなの夢を膨らみます。 私たちが今回紡いだものは糸と毛糸の中間くらいの太さでしたが、「インド人が紡いだ」という木綿糸の完成品を見せてくれましたが、熟練の技だけに、確かによく見かける木綿糸になっていました(笑)昔の人はこうやって糸を紡ぎ、布地を仕立てていたのだなぁ~と改めて実感。基本を知るって大切なことですね。今度ごまめさんが帰ってくるときはコースターが完成しているように、技を習得したいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月22日 05時16分27秒
[農となかま♪] カテゴリの最新記事
|
|