カテゴリ:シュタイナーに学ぶ★
シュタイナー関連の本を読むのは3冊目ですが、「シュタイナー 健康と食事」という本を読んでみました。読んでみてシュタイナーという人は結構マクロビ的な感覚とリンクするところがあるなぁと感じました。 シュタイナーの考え方として基本になっているのが、人間は次の4つの要素から構成されているということです。 自然界の窒素や酸素などの元素をエネルギーでつなぎとめた 物質体 物質体を「生命活動」ができるように相互作用させるエネルギーでつなぎとめた エーテル体 さらにエーテル体に意識をもたせるエネルギーでつなぎとめた状態 アストラル体 アストラル体を「統括」している 「自我」 詳しくは日曜日のブログ「スピリチュアルな世界は存在するか?」をご参照ください。 それで私が「もしかしてそうかも」と思ったというのが、人間の体内にある心臓や胃や腸などの「臓器」というのは、それぞれ陰性、陽性のエネルギーのバランスが異なっていて、同一ではないというマクロビ的な観点から見ても、それぞれが独自のアストラル体であり、「意識」を持っているのではないかということです。もちろん日常「胃の主張」や「腸の主張」を聞いたことはないですけど。でも、それは私たちにアストラル体を統括する「自我」があるからかもしれません。 こう考えたらどうでしょう。「株式会社 私」という会社があって、各部署が内臓に当たるわけです。各部署が「株式会社 私」の経営安定化を図るために連携しながら頑張っているのだけど、最終的な決定権は「社長 自我さん」にあるわけです。それで対外的な「株式会社 私」について語る人はこの「自我さん」なわけですね。 自我さんが「我が社の経営理念」を打ち出してくれてると各部署も自分たちが何をやるべきかが明確にわかりますし、最大限の力を発揮しようと頑張ると思います。でも、社長が対外的なことばかりに気をとられて、我が社の内部のことに目を配らず、理念も打ち出さなかったとしたらどうでしょう。「どういう風に仕事をしたらいいかわからない」「うちの部署だけがんばればいいじゃないか」という具合に統制がとれなくなって会社は破綻です。 上記の「我が社の経営理念」というのが人間にとっての「ルーティーン=規則性」が含まれると思うのです。この時間に起きて、この時間に食べて、この時間に寝ましょう。ということをだいたい規則的に行っていると、内蔵である部署も安心して最大限に力を発揮し、連携しながら「健康体」を維持しようとするでしょうけど、ここらへんがばらばらなで不規則な生活をしていると、各部署は暴走。社長である自我の統率能力はなくなってきます。 ですから、特に中小企業である「子供たち」がこれからグローバルな「株式会社 私」として成長するためには(笑)このルーティーンが非常に重要ではないかと思うわけです。また、大人になって「株式会社 私」を設立したら、「自分」として認識している「自我」は体のことと、対外的な社会環境との適応の両面から考えなくてはならないということになりますね。そして、「ルーティーン」だけでなく、「私はこういう風に生きていきたい」という理念まで打ち出せると、各部署もさらに頑張って働いてくれるでしょう。重い病気と闘いながら、余命を宣告された人が、余命以上に活き活きとがんばっていらっしゃるのは、この「社長 自我」に心打たれた内臓たちが頑張っている姿なのかもしれません。 そんな風に考えたら、「自分」として認識している「私」よ、しっかりしようぜ!という気になりました。また、我が子にも「早く起きなさい!ごはん食べなさい!早く寝なさい!」とがみがみ言うの前に、こんな風に少しずつ説明できると、受け入れやすいかな~?ちなみに、ごはんを食べるときに残そうとしたら「あら、これ『HARUのいのちになりたかったのに!』って泣きよるたい。」っていうのが今のところ一番効果があります。(笑) 日常の視点を変えてみるのも意外な発見や気づきがあって面白いかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月27日 05時37分45秒
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