テーマ:暮らしを楽しむ(388210)
カテゴリ:農となかま♪
本日6月12日は旧暦で5月5日。端午の節句です。朝から何気なく見たカレンダーで確認して、帰宅するとき、noharaさんを見かけて「職場の敷地内のどこかに菖蒲ってあるのかなぁ。知らない??」と聞いてみることに。さすがnoharaさんでした。すぐ菖蒲が咲いていたところを教えてくれて、無事持ち帰ることができました。
当然のことながら、花は終わってしまいましたが、長く立派に育った菖蒲の葉。考えてみると、現在の太陽暦の暦で5月5日はまだ菖蒲の季節には1ヶ月早いことになり、菖蒲の葉もカボソイですね。今日はしっかりと頭にもおなかにも菖蒲を巻いてゆっくりお風呂に入ったHARUです。 ちなみに、旧暦の暦は月の満ち欠けで決まるため、新暦と対比させると5月5日は毎年大幅にずれます。昨年は新暦5月31日が旧暦の5月5日でした。今年は6月19日ですから半月以上端午の節句が遅かったことになります。理由としては昨年は7月が閏月で2回ある年だったからだと思われます。でも、不思議なことに、今年は例年よりも菖蒲の開花が遅かったらしいんですね。非科学的で、偶然だという人もいますが、農園のKさん夫妻が月の満ち欠けと発芽、定植について話されていたこととつながるんですよね。 それは、季節は確かに太陽暦で決まるもので、暖かくなったり、寒くなったりするのは太陽暦で説明できますが、発芽がしやすい時期や根をおろしやすい時期というのは月の満ち欠けにも影響を受けている。植物は気温と引力の両方に影響され成長するわけですね。ということは、太陰太陽暦の旧暦のほうが、太陽暦だけの新暦より、季節の訪れと植物の成長が一致しやすいということになると思います。花の開花時期が新暦より旧暦のほうがずれが少ないということなども、一概に「非科学的」とは言えない気がします。 ちょっとしたことですが、ますます旧暦の奥深さを知ることができた気がしてうれしくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月19日 21時47分25秒
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