テーマ:食のある風景(19)
カテゴリ:食となかま♪
先週の17日(土)、18日(日)にかけて、鹿児島県霧島市で行われた「霧島・食の文化祭」に行ってきました。テーマは
「子や孫に残したい霧島の食は何ですか?」 7月に参加した棚田食育士養成講座でお世話になった千葉しのぶさんが代表を勤めるNPO法人霧島食育研究会の年間最大のイベント。 なんとこのイベントに参加したスタッフは総勢200名。しかもみんなボランティアです。遠いところは栃木、徳島、神戸、愛媛から、また鹿児島県とはいえ、奄美大島よりも遠い徳之島の離島から飛行機で駆けつけた保健師さんもいました。17日から参加した私たちは、鹿児島県枕崎市特産であるかつおを余すことなくまるごと使った「かつおづくし」のお料理をいただきました。 作ってくださったのは「味わって・学んで・楽しむ」コーナーでひっかけそうめん、かつお腹皮から揚げの試食で参加する川辺さざなみの会の母ちゃんたち。みんな「千葉さんにほれて」かけつけた人たちばかりです。 この文化祭の最大の催しはもちよりの料理で構成される「家庭料理大集合」まず圧倒されるのは過去3回の料理のパネル展示。まさに食のアートです。 私が感動したもののひとつ、50年前の正月の風景や、子供のころにお母さんに繰り返し聞かされた食にまつわる作法のいわれなどをしたためた絵巻ものです。 家庭料理大集合は 「思いが詰まった家庭料理」「時空をこえたお弁当、あの人に食べてもらいたいお弁当」 「手紙のある食の風景」「昔のおやつ」「霧島・食の歳時記」「霧島畑んがっこ~子供組み~」「もったいない加工の知恵」 で構成されています。 「思い出が詰まった家庭料理」 「時空を超えたお弁当」 「時空をこえたお弁当、あの人に食べてもらいたいお弁当」時空をこえたお弁当は、戦時中に食べたお弁当が再現されます。「将来子供に食べてもらいたいお弁当」などで地元の大学生や高校生も腕を振るいます。 「あの人に食べてもらいたいお弁当」 「手紙のある食の風景」 「昔のおやつ」 「霧島・食の歳時記」 霧島に古くから伝わる行事食、おやつがずらり。豪華ではない、けれど季節感や当時の人たちが今日のいのちがあることを、自然の恵みに心から感謝してつくられたその想いが伝わる食事です。 「霧島・畑んがっこ~子ども組み~」 「もったいない加工の知恵」 皿から手作りされた料理が並びます。料理を持ってきた子供たちの笑顔も印象的でした。 後編に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月20日 21時27分44秒
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