テーマ:農のある暮らし(1199)
カテゴリ:農となかま♪
今年は稲刈りで終わらず、続きをやりました!
Nくんのおばあちゃんとおじいちゃんを先生に「納豆」と「しめ縄」作りです。 納豆作りは、それぞれのうちで大豆を1合ずつやわらかく煮てくることからスタート。 やわらかさは味噌と同じで指でつぶせるやわらかさです。 この大豆をくるむための藁づとを編みます。 30~40cmに切りそろえた藁を紐を通して編んでいきます。 この藁づとに、煮た大豆を再び人肌より少し温かい程度に温めなおし、市販の納豆を少し だけ混ぜます。 この大豆を温度が冷めないうちに藁づとへ。 藁づとをさらに新聞紙でくるんで、温度が人肌程度をキープできるように、カイロを入れ、 さらにバスタオルでくるみ、段ボール箱に入れて新聞紙で隙間を埋めます。おばあちゃんは 1升の大豆で11本の藁づとを仕込むそうで、このくらい量があれば、藁づと同士で保温効果 があり、米袋に籾殻を入れて、その中に藁づとを沈めておけばカイロとか使わなくても十分 保温できるそうです。 こうして保温した藁づとを丸2日寝かせると、納豆が完成 私は今まで、なんとなく藁づと納豆って独特なにおいがあってちょっと苦手なイメージ だったのですが、この納豆は少しだけ混ぜた市販の安定した納豆菌と、藁の常在菌が うまくコラボしてすごくおいしい納豆ができますよ。できた納豆は塩を少し加えるだけで 十分おいしい! さらに! 納豆を作ったこの日、おじいちゃんに藁でしめ縄綯いを教えていただきました。 市販のしめ縄って、米が実る前の青い稲を刈り取って作られているって知っていましたか? それもそのはず…今の藁って、雨風で収穫前に倒れないように品種改良され、昔よりずいぶ ん太くて硬くなっているんですよね。 この藁をおじいちゃんにトントンと編める程度までやわらかくしていただきました。 しめ縄作りの様子は夢中になりすぎて写真を撮るのを忘れていたのですが、 おじいちゃんが簡単そうに綯っていくのに比べて、すごく難しい… 結局ほぼおじいちゃんに手伝っていただいた状態で完成! そして昨日、我が家で飾り付けをして玄関に飾りました。 今年は田植えからしめ縄まですごく充実した実りを実感させていただいたことに大感謝! みなさま、よいお年をお迎えください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月31日 07時23分33秒
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