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カテゴリ:な行の作家さん
2010年8月15日(日)
書評:『名前買いを起こせ』 中山マコト著 名前買いを起こせ あさ出版様より献本御礼!! ども。Kentです。最近ブログをUPできていませんが、子供が夏休み なのと暑いから。でも読書は続けてますよ~。 読書の目的:ネーミングの重要さを学ぶ 読書の目標:ネーミングについて自分の仕事に生かせる方法論を最低 2つ身につける 目標T\:設定せず ※T\とはTIME×YENの略であり1T\は1時間である。 目次: 第1章 名前のない商品を、あなたは買いますか? 第2章 選ばれる名前、スルーされる名前。 第3章 売れるネーミング9の鉄則! 第4章 「名前買い」を起こすネーミングを考える前に 第5章 バカ売れネーミング11の法則! 第6章 バカ売れネーミング体質を作る。 感想: 「ネーミングが良い商品が売れるとは限らないが、 売れた商品のネーミングは例外なしに素晴らしい。」 本書を読んで上記感想を持ちました。 本書は、ネーミングのプロである著者が、そのものずばり ネーミングの重要さについて書いたものです。これぞプロと いう視点と発想力には脱帽でした。 ネーミングといえば時々考えることがあります。もし我が 愛するFC東京のネーミングが、「FC東京」でなければかくも 多くのサポーターを集めたかどうか?と。 実は東京という街は人が集まる大都会でありながら、多くの 人にとっても故郷なんですね。ちなみに私もそうです。しかし ながら、「東京」と一口に言ってもあまりに多種多様な色をも つ都市であるため、東京出身者にとってのアイデンティティって 実はみつけにくいのです。 そうした状況の中、「FC東京」というシンプルな名前は多くの 東京出身者にとってのアイデンティティとしてぴったりだった。 だからこそあれだけのサポーターを集めているのだと思います。 そうした効果を狙ったのか狙ってないのか、まさにネーミングの 勝利ともいえる状況がFC東京という名前にはあるのだと思います。 それほどまでに大事なネーミング。それではどうすれば良いのか? そもそも良いネーミングって何なのでしょう?安心してください。 本書ではその問いに対する回答が実例を持ってたくさんあげられて います。 本書でネーミングの大切さとネーミング付けのエッセンスを学び、 後は実践あるのみです。そして本書で学んだエッセンスはきっと 色々なことに役立つでしょう。 ちなみに良いネーミングは本書で多々述べられています。それ では悪いネーミングって何かなとふと考えてみました。 浮かんで来たのは、、、 「E電」 あれは酷かった・・・。知ってます?(笑) 気になったポイント: ・お客さんが、知ってか知らずか抱いている「既存商品」や「既存の サービス」に対する「悩み」「不足感」 その「気持ちそのもの」 が実はマーケットなんですね。 著者紹介: 中山マコト 「1行で売る言葉のマエストロ」として、「狙った通りに売る!」メソッド を展開。2000人以上にインタビューを行い、「悩んだら人に訊け!」がモッ トーの「キキダスマーケティング」を提唱。多くの会社や店舗、個人に、 お金をかけずに戦う方法を伝授。一瞬でお客さんの足を止めるネーミング、 キャッチフレーズ、POP作成などに手腕を発揮 まとめると: <まさにタイトルどおり!!> ※この記事はアメブロでもアップしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.18 08:42:45
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